猪名川河川事務所

余野川ダムについて頂いたご意見と回答 平成15年6月24日~7月5日まで

今までの説明会など

テーマ:淀川水系河川整備計画策定にむけて

【淀川水系河川整備計画策定にむけてのご意見及び回答】


自治体からのご意見
みなさまからのご意見
余野川ダムについて頂いたご意見と回答
平成15年6月24日~7月5日まで
平成15年7月5日 意見交換会
平成15年7月6日~平成16年1月24日まで
平成16年1月25日 箕面会場 第1回討論会
平成16年2月14日 箕面会場 第2回討論会
平成16年8月21日~9月4日まで
平成16年9月5日 川西会場 説明会
平成16年9月6日~9月10日まで
平成16年9月11日 尼崎会場 説明会
平成16年9月12日~10月2日まで
平成16年10月3日 川西会場 第3回討論会
平成16年10月4日~10月9日まで
平成16年10月10日 箕面会場 第4回討論会
平成16年10月11日~
その他のご意見と回答

■ みなさまからのご意見 【 平成15年6月24日~7月5日まで 】
ご意見・ご質問 猪名川は私の場合数年に一度通過するくらいのようなものなのですが、淀川、猪名川、いわゆる海と接点がある川は私たちのくらしに大役な働きを、になっているものと認識しております。川が美しくなければ川の生き物が死んでしまいます。生態系も人間と、人間も自然生体と運命共同体と思います。共生の考えをもっております
回  答  ご意見ありがとうございます。
 これまでの流域における社会活動、河川の整備や利用が河川や我々自身の生活環境に与えてきた影響を真摯に受け止め、今後の河川整備は、水辺にワンドやたまりが数多く存在し、水位の変動によって冠水・攪乱される区域が広範囲に存在し、変化に富んだ地形と多様な生態系が形成されていた頃の河川環境を強く意識し、各河川に応じた河川の横断的・縦断的形状の改善、残された環境の保全や失われた環境の再生、住民が安心して利用できる水質の改善等を目指していきます。
 また、水、土砂、生物等多様な要素が複雑に依存し形成されている河川環境を保全・再生していくに際して、人工的な改変によって川をかたち造るという発想ではなく、「『川が川をつくる』のを手伝う」という考え方を念頭に実施するとともに、常に慎重にモニタリングを行い、河川環境の反応や、河川と連続する沿岸海域への影響を把握、評価してフィードバックを行います。なお、モニタリングは河川管理者が独自に行うことに加えて、関係機関、流域住民及び住民団体との連携を進めます。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 (こちらに来たばかりで何もわからないのですが)3週間前に当地に転居してまいりました。こちらに来てから、いろいろ知った事が多かったのですが開発で人口が増えているにもかかわらず、水の供給に何の対策もなされていないのか、夏場の水不足、昔の水はもっと美味であった事等々、豊中から移って来て、お水がもっとおいしいかと思っていましたが期待はずれでした。素人考えですが大阪にはダムなどないです。猪名川からの水だけでまかなう事は出来ないのでしょうか。話がずれますが吹田の水はおいしかった様に思います。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 水道用水の水源は、河川の自流に限界があるため琵琶湖をはじめ高山・青蓮寺・室生・布目・比奈知・天ヶ瀬・日吉・一庫・滝畑ダム、淀川大堰等に依存しています。その供給範囲は、滋賀県・三重県(伊賀・上野地域)・奈良県(奈良盆地)・京都府(淀川流域)・大阪府全域・兵庫県(阪神地域)と広範囲となっています。大阪府域に、滝畑ダムが存在しています。
 猪名川流域では、昭和30年代 流域人口が少なく、そのため水道水源は猪名川の自流のみでした。その後、市街地の発展や上流域の宅地開発に伴い水道水源が不足となりダム等に依存することになりました。現在、猪名川流域の豊中市・伊丹市上流域の水道水源は、猪名川の自流のほか一庫ダムを水源としています。尼崎市の水道水源は、淀川に依存しています。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 ダム建設には反対する。
理由ダムに溜る不純分により下流汚染が出る。ダム建設により自然破戒になり動植物の存続が出来なくなる。 水量の調整の必要性が無い。 ダムにより地盤変更による災害が発生する。
※四万十川は日本一の清流である理由、上流には村が沢山あるが四国ゆいつのダム無し川である。自然の状態で管理されている。四国吉野川の上流大歩危・小歩危では清流であるが池田町に入り、ダムがある為、濁流になっている。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 余野川ダム計画を見直した結果については、5/16の流域委員会や7/5の説明会で説明したとおりです。
 余野川ダムは、狭窄部上流の浸水被害軽減において、一庫ダムの利水容量の振り替えのための貯留施設として有効であり、また、猪名川下流部の浸水被害軽減にも効果があります。

 余野川ダム計画の見直しで説明しましたが、今後、調査・検討を行い、それを踏まえて貯水池規模や貯水池運用の見直しについて検討を行います。その上で、ダムによる環境への影響と軽減方法について検討を行います。
 貯水池となる範囲について、地すべり調査を行っており、湛水による地すべりが危惧される場合は必要な対策を行います。ダム堤体の場所については基礎地盤の調査を十分に行います。ダム本体については継続して定期的に観測を行い、災害の発生が危惧される場合は対策を講じます。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 猪名川といえば、私達の子供を連れて、昔は、メダカ等をとりに行き、お弁当、半ごう炊飯等で1日楽しみましたが近頃では、孫と一緒に川に降りて水遊びするところさえありません。第一、川に降りて行く所がないのです。今と昔は違うといえば終りですが、子供達は段々、家庭内でゲーム等に追いやられているのは、山、川で遊ぶ楽しさを知らないからではないでしょうか。大人がそうしているとしか思えません。昔のよさを思い出して下さい。せめて夏の間位は、水に親しむのは、いかがでしょうか。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 これまでの流域における社会活動、河川の整備や利用が河川や我々自身の生活環境に与えてきた影響を真摯に受け止め、今後の河川整備は、水辺にワンドやたまりが数多く存在し、水位の変動によって冠水・攪乱される区域が広範囲に存在し、変化に富んだ地形と多様な生態系が形成されていた頃の河川環境を強く意識し、各河川に応じた河川の横断的・縦断的形状の改善、残された環境の保全や失われた環境の再生、住民が安心して利用できる水質の改善等を目指していきます。
 河川空間は、水面や高水敷或いはその間に挟まれた水陸移行帯等、その姿は特有のものであり、多様な生物が存在しています。高水敷利用にあたっては、周辺環境・地域性に配慮し、その特性を損なわないで「川でなければできない利用・川に活かされた利用」という観点から、現状の利用形態を見直し、グランド等のスポーツ施設のように、本来河川敷以外で利用するものについては、縮小していくことを基本とする。しかしながら、既存の利用施設が数多くの人々に利用され、また住民や自治体等からはグランド等のスポーツ施設に対する存続及び新設の強い要望或いはまちづくり全体の中での議論等の意見があります。このことから、河川敷の利用については、個々の案件毎に、学識経験者、関係地方自治体等関係機関や流域住民等の意見を聴き判断していきます。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 先日、子供を連れて蛍を見に、余野川ダムより下流の所まで行って来ました。こんな自然が身近にあると楽しくなって来ますよね。伏尾郭より上流には所々で蛍が見れました。昔からダンプなどがよく通る道とは知っていましたが、排気ガス、ジャリまじりのホコリなどがある所でけなげに生きているシカ、イノシシ、蛍など共存出来る様心がけて頂きたい。でも大阪は日本で一番水が汚れている所で安心して蛇口から飲み水が飲めない状況(塩素がきつい)いつも川西の親戚の所ではおいしいと飲んでいます。なかなか両方とは難かしい問題だとは思いますが、最近の子供たちはこれがあたりまえという風にへいきで公園でも飲んでいますが、ユニバーサルだけじゃなくもっと身近な所から見直してもらいたいです。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 これまでの流域における社会活動、河川の整備や利用が河川や我々自身の生活環境に与えてきた影響を真摯に受け止め、今後の河川整備は、水辺にワンドやたまりが数多く存在し、水位の変動によって冠水・攪乱される区域が広範囲に存在し、変化に富んだ地形と多様な生態系が形成されていた頃の河川環境を強く意識し、各河川に応じた河川の横断的・縦断的形状の改善、残された環境の保全や失われた環境の再生、住民が安心して利用できる水質の改善等を目指していきます。
 水道水源としての水質(平成13年)は、猪名川では軍行橋地点のBOD(生物化学的酸素要求量)で1.2mg/l(75%値:年間12回の下から9番目の値)と「水質汚濁にかかる環境基準値3mg/l」を充分満足しています。また、淀川の枚方大橋地点で2.0mg/lであり良好な値を維持しています。この環境基準値(BOD3mg/l)は、「水道原水水質保全事業の実施の促進に関する法律」で「水道用水利用目的として2・3級(沈殿ろ過等による通常の浄水操作等)」となっており、安心して飲料できる水です。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 たまたま見ました、ので書きました。何も考えたことない一般人より本音はこんなことは勝手に決まり、つくられ「終了」と思ってました。(今もそうだろう)ダムをつくられるんですから、自然・人災関係なく、水害や水不足など、ならないよう兵庫・大阪の人が困らないようにしてもらいたい。
自然の動物のじゃまをするわけですから、世界一とはいいません、goodな環境を!これからも自分から「知ろう」とはしないでしょうが、こんなチラシ入ったらまた書くかも。では、がんばって下さい。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 治水、利水、環境、利用に対して、河川管理者のみによる河川内での対応には限界があり、流域的視点に立って、流域のあらゆる関係者が連携協力し、健全な水循環系の確保に向けた努力を積み重ねることを前提に淀川水系の河川整備計画を策定していきます。この際、既存の計画にとらわれることなく、柔軟に見直しを行います。
洪水被害の頻度のみならず、その深刻さを軽減する施策をハード、ソフト両面にわたって推進するが、狭窄部下流の治水安全度を損なわないで上流の安全度の向上を図る。
水需要予測の見直しを踏まえ、既存水資源開発施設の運用や新規施設の計画の内容を見直す。また、水需要の抑制が図られるよう利水者や関係自治体と連携する。
これまでの河川整備が河川環境に及ぼしてきた影響を真摯に受け止め、「生態系が健全であってこそ、人は持続的に生存し、活動できる。」との考え方を踏まえて、河川環境の保全・再生を図る。
河川の利用については、利用者の理解を得ながら「河川環境の保全を基本とした利用の促進」と「河川環境を損なう利用の是正」を図る。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 検討結果(5月16日)の説明の主旨等が分かりませんので至急内容を送付して下さい。利水の面では工業用水は余剰となっていますし、ダム以外の治水、開発計画(団地等)での治水計画がどうなのか、事前に資料があれば検討出来るので送付下さい。現在住んでいる園田地区は水害が想定されている地区となっています。治水面での対策をダム以外ではどうなのか返答お願いします
回  答  ご意見ありがとうございます。
工業用水等の利水について、現在、利水者に将来の水需要について精査・確認中です。精査・確認の結果を踏まえ、用途間転用や新規の水資源開発について確定していきます。
 治水面では、これからの河川整備は「狭窄部の開削及び無堤部の築堤は、下流への流量増により破堤の危険度を増大させる為、下流の破堤の危険度を増大させないという観点から、下流の河川整備の進捗状況等を踏まえて実施の判断を行う。以上を基本とした上で、破堤による被害の回避を究極的な目標として、そのための施策を最優先で取り組む。具体的には1)日頃から備える、2)洪水時の対応、3)流域で水を貯める、4)堤防強化対策を実施する。また、これに加えて狭窄部上流、琵琶湖沿岸等においては浸水被害の軽減に向けた整備を行う。」に転換していきます。
 また、現在、ダムおよびダム以外の治水対策の方法について併せて検討を行っています。検討にあたっては、周辺自然環境への影響、社会的な影響、事業の効果などを考慮し、今後検討・見直しを行い、結果がでた時点で、流域委員会や流域住民、関係地方自治体等に説明し意見を頂いた上で決定していきます。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 多田駅から5分程の猪名川にそそぎ込む支流周辺に、今年蛍が乱舞しました。その辺りに住む住民によりますと、この30年間でこんな光景を見た事がないという位、みごとなものでした。
そのそばの新しく掛け替えられた通称コンニャク橋(皆の要望に応えて作られたとっても風情ある橋)から見る景色は、特に素晴らしかったです
水質が良くなった。川の自然な形を残した護岸工事。個人又は各団体のボランティアによる清掃等 皆の力で素晴らしい自然を取り戻す事が出来るのだと実感しています
さて、ダム建設の件ですが、治水・利水を考慮しなくてはいけません。
しかし、これは多額のお金を投じなければならない。自然環境の破壊になる。人口の減少が見込まれる。雨水の有効利用、水の節約の方法、等々もっと多方面で考える余地があると思う。
今だけを考えず未来の子孫の為にも長いスタンスで計画を再考して下さい。
もう一つお願いしたいと思います。地球温暖化が問題になっています。川の護岸工事で、コンクリートで塗りつぶされた所に、木を植えてほしいと思います。
夏とても暑く、川辺で散歩も出来ません。
コンクリートと緑化をセットにして護岸工事を進めていってほしいと思います。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 今後の河川改修は地形を考慮し、横断方向・縦断方向の連続性の修復を目指すとともに、瀬と淵が形成されるなどの多様な形状を持つ河道の改修を図って参りたいと思っています。しかし、川幅が狭く河道に余裕のない区間で、土の堤防がつくれない、あるいは護岸の法面が急勾配になる等、都市の中を流れる河川として非常に難しい面があり、やむを得ずコンクリートを使用する場合があります。 今後は環境に配慮した工法等を採用していきます。
見直しの調査検討については、はば広い視点で流域として取り組んでいく必要があると認識しており第2稿へ反映していきます。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問  委員会での議論を聞いていると、近年の社会経済情勢、少子高齢化による人口の減少予測等から、利水の必要量の議論が活発化している。利水の現計画予測が大き過ぎる等の意見があり、環境保護の観点からダムの必要性が問われ、いわゆる脱ダムに近い意見が巷間を賑わしている。しかし近未来に起こる可能性の高い地震時に、まず必要になるのは「水」であり、「水」をストックしておく事は重要な使命である。単なる水の使用量予測からだけで議論されるのは少々偏り過ぎた議論ではないか?と考える。河川沿川の住民の生命や資産を護る治水事業は当然必要なものであるし、更に水需要と「水の確保」と言う視点も加味した上での議論が望まれる。人間が生活していく上で、自然環境との共生は当然であるが、そればかりを重視してしまうと、自らの生活基盤を脅かしてしまう結果になるのではないか?と危惧するものである。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問
ダム建設の本当の目的は何ですか?
今、現在でもダムが市民性活に必要ですか。
日本国が大赤字で国民に多大の苦しみを強いているこの時期になぜ税金をタレ流のげんいんを続けるのですか。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 これまでの余野川ダムは、1)猪名川下流部の浸水被害軽減、2)阪神水道企業団および箕面市に対して水道用水の供給、3)既得利水者の安定取水と河川の環境を維持する上で必要な流量を安定的に確保 を目的としてきました。
 これからは、1)狭窄部等の開削は当面実施しないことによる狭窄部上流部の当面の浸水被害軽減、2)近年頻発している渇水に対する安全度の確保、3)既存ダム群の再編成 に留意し、計画の見直しを行います。 狭窄部上流の浸水被害の軽減について見直した結果、余野川ダムは一庫ダムの利水容量の振り替えのための貯留施設として有効であり、 また、下流部の浸水被害の軽減にも効果があることがわかりました。利水については現在、利水者に水需要の精査・確認を行っており、その結果を反映させます。
 今後は、環境の諸調査を含め、さらに詳細な検討を実施していきます。
 なお、これらの調査・検討を出来る限り早期に完了し、その結果が出た時点で改めて流域委員会や関係地方自治体、流域住民の皆様に説明します。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 ダムは本当に必要なのか???
回  答  ご意見ありがとうございます。
 これまでの余野川ダムは、1)猪名川下流部の浸水被害軽減、2)阪神水道企業団および箕面市に対して水道用水の供給、3)既得利水者の安定取水と河川の環境を維持する上で必要な流量を安定的に確保を目的としてきました。
 これからは、1)狭窄部等の開削は当面実施しないことによる狭窄部上流部の当面の浸水被害軽減、2)近年頻発している渇水に対する安全度の確保、3)既存ダム群の再編成 に留意し、計画の見直しを行います。
 狭窄部上流の浸水被害の軽減について見直した結果、余野川ダムは一庫ダムの利水容量の振り替えのための貯留施設として有効であり、また、下流部の浸水被害の軽減にも効果があることがわかりました。利水については現在、利水者に水需要の精査・確認を行っており、その結果を反映させます。
 今後は、環境の諸調査を含め、さらに詳細な検討を実施していきます。
 なお、これらの調査・検討を出来る限り早期に完了し、その結果が出た時点で改めて流域委員会や関係地方自治体、流域住民の皆様に説明します。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 大型→小型化。ダムでなく各部落毎に「セキ」を造り子供の水泳用、農業用、水鳥用として
土、石の除去も簡単に出来る方式で行う。
自然を残す―ホタル 川魚用として完全セメント使用でなく セメント―自然石―セメント―自然石 と災害には充分考慮しつつ自然を残す。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 今後の河川改修は地形を考慮し、横断方向・縦断方向の連続性の修復を目指すとともに、瀬と淵が形成されるなどの多様な形状を持つ河道の改修を図って参りたいと思っています。しかし、川幅が狭く河道に余裕のない区間で、土の堤防がつくれない、あるいは護岸の法面が急勾配になる等、都市の中を流れる河川として非常に難しい面があり、やむを得ずコンクリートを使用する場合があります。今後は環境に配慮した工法等を採用していきます。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 余野川ダムを建設して下流域を整備する必要に迫られている。付帯事業・関連事業として余野川の下流域(古江町から吉田橋間)を道路整備と河川敷整備と水辺空間の整備を一体的して事業化する。桜並木や百日紅など季節の花が咲く樹木を植木の池田が協力して植えて、市民の憩いの場そして府民の観光名所として整備し改良し築造しなければならない。五月山の桜と関連一連一体化するようにしていくことも大切である。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 ご意見いただいた場所の管理は大阪府が行っており、ご意見は大阪府の方へ送付させていただく予定です。
 国の管理区間でも同様な場所があり、私共の考えを説明します。
 水辺は貴重な水と緑の空間であり、河川および堤防は地域社会の憩の場として貴重な役割を果たしてきました。市街化等に伴い緑が減少しつつあることから良好な水辺空間の整備等の要望は多くだされています。
 国土交通省として、昭和63年から「桜づつみモデル事業」を実施し、猪名川では、伊丹市森本地先(神津大橋上流左岸)で実施しております。
「桜づつみ」を作る条件として堤防から住宅地側に土地を提供していただき、植樹しても堤防に影響がないよう堤防を住宅地側に盛土して、そこに植樹するものです。
 これらについて、地元自治体から要請を受け、基礎工事を河川管理者が行い、土地の提供・植樹や維持管理は地元自治体となっています。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 平成14年6月から大阪自然環境保全協会主催による水曜・ハイクに出来るかぎり参加さしていたヾいている。6月には花も咲き、鳥のさえずり、そして木々の緑と美しい山を歩く。山の中腹の赤白の杭まで余野川ダムの水没予定地になっているとのこと……
今歩いている道の花々、そして動物はどうなるのだろう。9月には青貝山に登りそこから見下ろすと開発工事がどんどん進んでいる。その場所にはどの様な花や木や動物が生息していたのか!11月には大空に悠然とオオタカが舞っていた。12月には山道も工事で道幅も広くなっていた。
オオムラサキが来るエノキの古木は移植されていた……本当にオオムラサキはくるのだろうか。自然が削られていくのがとても残念で悲しい!ダムはこんなにしてまで必要なのでしょうか
回  答  ご意見ありがとうございます。
 余野川ダム計画を見直した結果については、5/16の流域委員会や7/5の説明会で説明したとおりです。
 余野川ダムは、狭窄部上流の浸水被害軽減において、一庫ダムの利水容量の振り替えのための貯留施設として有効であり、また、猪名川下流部の浸水被害軽減にも効果があります。余野川ダム計画の見直しで説明しましたが、今後、調査・検討を行い、それを踏まえて貯水池規模や貯水池運用の見直しについて検討を行います。その上で、ダムによる環境への影響と軽減方法について検討を行います。
 水質保全対策の検討においては、貯水池の汚濁メカニズムの検討や具体的な水質保全対策の検討を行い、対策方法について効果、事業費、維持・管理の容易性などを踏まえ実施可能で有効な方法を選定します。
 余野川ダム貯水池周辺は大阪府が事業主体となって宅地開発(水と緑の健康都市)を進めています。余野川ダム建設事業は国土交通省が事業主体であり,双方は別事業ですが、事業地が近接しているために事業工程や運土計画並びに環境調査などについて両者で協議・調整を行っていきます。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 新聞折込に入っていた意見交換会のチラシを見て、初めて余野川ダム建設のことを知りました。
自然環境への負担が大きいことからダム建設に反対です。
また、余野川ダムを作る利点がわかりません。現状と利点をくわしく知りたいです。
質問
1.  説明会は今回の1回だけなのでしょうか?
2.  説明会はダム建設のある箕面市で行われないのでしょうか?
ぜひ住民投票の実施を!!
回  答  ご意見ありがとうございます。
 これまでの余野川ダムは、1)猪名川下流部の浸水被害軽減、2)阪神水道企業団および箕面市に対して水道用水の供給、3)既得利水者の安定取水と河川の環境を維持する上で必要な流量を安定的に確保 を目的としてきました。
 これからは、1)狭窄部等の開削は当面実施しないことによる狭窄部上流部の当面の浸水被害軽減、2)近年頻発している渇水に対する安全度の確保、3)既存ダム群の再編成 に留意し、計画の見直しを行います。
 狭窄部上流の浸水被害の軽減について見直した結果、余野川ダムは一庫ダムの利水容量の振り替えのための貯留施設として有効であり、また、下流部の浸水被害の軽減にも効果があることがわかりました。利水については現在、利水者に水需要の精査・確認を行っており、その結果を反映させます。
 今後は、環境の諸調査を含め、さらに詳細な検討を実施していきます。
 なお、これらの調査・検討を出来る限り早期に完了し、その結果が出た時点で改めて流域委員会や関係地方自治体、流域住民の皆様に説明します。

 今回の説明会は、余野川ダム計画の見直し結果を中心に実施したものです。したがって、余野川ダムとの地理的な条件やダムの影響を受ける地域を考慮しました。また、流域住民の交通の利便性を考慮して会場を設定しました。

 今回の会場は席も十分に用意することが可能なことから1会場としましたが、今後開催する場合は、開催内容も踏まえると共に、皆様からの意見も参考にしてできるだけ多くの人に参加してもらえるよう会場を設定したいと考えています。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 全国で“脱ダム”が叫ばれていますが、今回のダムについては本当に必要なのでしょうか?
作った事によるメリット、デメリットがあると思います。1人でも反対の方がいてるのであれば、何かの理由があるはずです。1人1人の意見を充分に聞いて下さい。
工事業者等がもうかる様な現状では、直接関係ない私にとっては、税金をムダ使いしているしか思えません。又、住民の皆さんとよく話し合い、その結果を公表して下さい。当日は出向く事ができませんが、1人1人が一般庶民と
回  答  ご意見ありがとうございます。
 これまでの余野川ダムは、1)猪名川下流部の浸水被害軽減、2)阪神水道企業団および箕面市に対して水道用水の供給、3)既得利水者の安定取水と河川の環境を維持する上で必要な流量を安定的に確保 を目的としてきました。
 これからは、1)狭窄部等の開削は当面実施しないことによる狭窄部上流部の当面の浸水被害軽減、2)近年頻発している渇水に対する安全度の確保、3)既存ダム群の再編成 に留意し、計画の見直しを行います。
 狭窄部上流の浸水被害の軽減について見直した結果、余野川ダムは一庫ダムの利水容量の振り替えのための貯留施設として有効であり、また、下流部の浸水被害の軽減にも効果があることがわかりました。
 狭窄部上流の浸水被害の軽減について見直した結果、余野川ダムは一庫ダムの利水容量の振り替えのための貯留施設として有効であり、また、下流部の浸水被害の軽減にも効果があることがわかりました。利水については現在、利水者に水需要の精査・確認を行っており、その結果を反映させます。

 今後は、環境の諸調査を含め、さらに詳細な検討を実施していきます。
 なお、これらの調査・検討を出来る限り早期に完了し、その結果が出た時点で改めて流域委員会や関係地方自治体、流域住民の皆様に説明します。
 住民説明会等で皆様からいただいた意見や質問と、それに対する河川管理者の考え方や回答はホームページに載せるなど公表していきます。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 水曜ハイク(下止々呂美から)に一回参加。工事中の現場をみて本当に驚いた。大部分の大阪府民の識らない間にあの様な自然破壊が着々と行われているとは。府下の新聞、TV等はもっと現状を府民に知らせるべきである。
○本当に余野川ダムは必要なのか。何年も前に計画したから、その通りにがむしゃらにすすめると云うのではなく、勇気をもって中止するのも大切な事である。私は箕面市所有の山に、クヌギ、コナラを植えて昆虫を呼び戻したいと活動しているが、(V活動)その近くで、全く反対の事がすすんでいる。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 余野川ダム計画を見直した結果については、5/16の流域委員会や7/5の説明会で説明したとおりです。
 余野川ダムは、狭窄部上流の浸水被害軽減において、一庫ダムの利水容量の振り替えのための貯留施設として有効であり、また、猪名川下流部の浸水被害軽減にも効果があります。
 余野川ダム計画の見直しで説明しましたが、今後、調査・検討を行い、それを踏まえて貯水池規模や貯水池運用の見直しについて検討を行います。その上で、ダムによる環境への影響と軽減方法について検討を行います。
 水質保全対策の検討においては、貯水池の汚濁メカニズムの検討や具体的な水質保全対策の検討を行い、対策方法について効果、事業費、維持・管理の容易性などを踏まえ実施可能で有効な方法を選定します。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 このような形で余野川ダムの建設問題について一般市民の意見を聞く機会を設定された事について、まず敬意を表したいと存じます。その上で私の意見を述べさせていただきます。余野川ダムについてはすでに流域の水需要の問題、自然環境破壊の問題、財政上の問題などから建設を中止すべきという勧告がなされていると思います。環境保全の観点から申しますと、建設予定地の止々呂美地区には大阪府内でも特に貴重とされる種々の動植物が生息・生育しており、この貴重な自然環境を破壊することは流域の市民のみならず、人類にとっても大きな損失になります。自然環境はきわめて広い領域と関連して存在するもので、ある地域の環境が大きく変化すると近隣地域にも影響を及ぼします。それはその周囲に生活する多くの人間にとっても健康被害を惹起する可能性を含んでおり、当地のダム建設は中止すべきと考えます。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 余野川ダム計画を見直した結果については、5/16の流域委員会や7/5の説明会で説明したとおりです。
 余野川ダムは、狭窄部上流の浸水被害軽減において、一庫ダムの利水容量の振り替えのための貯留施設として有効であり、また、猪名川下流部の浸水被害軽減にも効果があります。余野川ダム計画の見直しで説明しましたが、今後、調査・検討を行い、それを踏まえて貯水池規模や貯水池運用の見直しについて検討を行います。その上で、ダムによる環境への影響と軽減方法について検討を行います。
 水質保全対策の検討においては、貯水池の汚濁メカニズムの検討や具体的な水質保全対策の検討を行い、対策方法について効果、事業費、維持・管理の容易性などを踏まえ実施可能で有効な方法を選定します。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 ダム建設には反対です。ダムの建設は、建設による森林破壊から森に住む生き物の生態系を崩し、また森林の保水作用をなくし、それが水質汚染にも繋がります(ダム建設時にも水質汚染が生じる)。また水質汚染から水棲生物の生態系も崩されます。
環境問題が重要視されている時になぜ、ダムを作る必要があるのでしょうか。今、日本各地でダム計画を中止した場所が多く発表されています。ぜひその理由を深く考えてもらいたいです。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 余野川ダム計画を見直した結果については、5/16の流域委員会や7/5の説明会で説明したとおりです。
 余野川ダムは、狭窄部上流の浸水被害軽減において、一庫ダムの利水容量の振り替えのための貯留施設として有効であり、また、猪名川下流部の浸水被害軽減にも効果があります。
 余野川ダム計画の見直しで説明しましたが、今後、調査・検討を行い、それを踏まえて貯水池規模や貯水池運用の見直しについて検討を行います。その上で、ダムによる環境への影響と軽減方法について検討を行います。
 水質保全対策の検討においては、貯水池の汚濁メカニズムの検討や具体的な水質保全対策の検討を行い、対策方法について効果、事業費、維持・管理の容易性などを踏まえ実施可能で有効な方法を選定します。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 猪名川のこんにゃく橋からすぐ上流から、河岸整備のため、工事されると聞いています。このあたりは植生が豊かで水鳥も多く見られます、最近まで営巣していたアオサギ峨見えなくなり、残念に思っています。ほんとうに整備工事が必要なのでしょうか、最近話題になっている、むだな公共工事にあたりませんか。すくなくとも、樹木類は絶対にまもって欲しいと考えます。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 ご意見いただいた場所の管理は兵庫県が行っており、ご意見は兵庫県の方へ送付させていただく予定です。
 国の管理区間でも同様な場所があり、私共の考えを説明します。
水辺は貴重な水と緑の空間であり、河川および堤防は地域社会の憩の場として貴重な役割を果たしてきました。市街化等に伴い緑が減少しつつあることから良好な水辺空間の整備等の要望は多くだされています。
 今後の河川改修は地形を考慮し、横断方向・縦断方向の連続性の修復を目指すとともに、瀬と淵が形成されるなどの多様な形状を持つ河道の改修を図って参りたいと思っています。しかし、川幅が狭く河道に余裕のない区間で、土の堤防がつくれない、あるいは護岸の法面が急勾配になる等、都市の中を流れる河川として非常に難しい面があり、やむを得ずコンクリートを使用する場合があります。今後は環境に配慮した工法等を採用していきます。
 見直しの調査検討については、はば広い視点で流域として取り組んでいく必要があると認識しており第2稿へ反映していきます。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

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