基礎原案に対して頂いたご意見と回答 平成15年10月25日 伊丹会場 意見交換会
テーマ:淀川水系河川整備計画策定にむけて
【淀川水系河川整備計画策定にむけてのご意見及び回答】
■ みなさまからのご意見 【 平成15年10月25日 伊丹会場 意見交換会 】 |
ご意見・ご質問 |
伊丹市に住んでいます。伊丹には山も海もありません。
河川は貴重な身近の自然です。
安全、治水や利水など いろいろの観点からの計画と整合するなかで、見た目にも、自然との触れ合いの為にも、寛げる場としても、環境をつくったり 守ったりしていただけたらと思いました。 |
回 答 |
ご意見ありがとうございます。
淀川水系における今後の河川整備は水辺にワンドやたまりが数多くあり、水位の変動によって冠水・攪乱される区域が広範囲に存在し、変化に富んだ地形と固有種を含む多様な生態系が形成されていた頃の河川環境を目標として、河川の横断的・縦断的形状の改善、残された環境の保全や失われた環境の再生、住民が安心して利用できる水質の改善等を目指します。
また、住民・住民団体及び地域と密着した組織と連携した河川愛護意識の啓発や清掃活動等のほか不法投棄対策として監視カメラや巡視による監視、並びに摘発・取り締まりを強化すべく関係機関と連携します。
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ご意見・ご質問 |
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ワイワイランドの目的は何ですか
土砂の置場となっているようですが |
除草について |
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堤防は実施されていますが、堤防下→川辺の間はそのままです |
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説明にもありました様に増水時のゴミ、カレ草が掛かっている |
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維持管理の対象外ですか |
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回 答 |
ご意見ありがとうございます。
「ワイワイわんど」は、住民等と協働で整備したもので生物の生育・生息環境の改善を目的に、伊丹市下河原の残土置き場の一部を整備したものです。今後も住民等と連携してモニタリングを実施するとともに、ワンドの更なる環境改善に向けた検討を住民等と協働で進めていきます。また、土砂につきましては、工事発生土の水切りを目的として仮置きしております。有効利用の方法について検討しており、決まり次第、順次撤去することとしております。
堤防除草については、梅雨期及び台風期の前に堤防の安全性を確認するため実施しているものであり、ご指摘の堤防下から川辺については不法投棄等の対応上必要な場合についてのみ除草を実施しています。
河川内の樹木に引っかかるようにゴミが花を咲かせている状況については、上流でのポイ捨て等が無くならない限り清掃しても同じ様な状況が続くものと思われますし、住民団体の実施する清掃活動では危険が伴うため手が出せない状況であること、維持作業等の外注での対応については多大な経費が必要となることから、今後とも維持管理の一環として河川愛護に関する啓発活動を住民団体等と共に協働で進めて行きます。
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ご意見・ご質問 |
① |
第2稿と基礎原案の違い。住民・自治体の意見で大きく変わった点を教えて頂きたい。 |
② |
一庫ダムの利水容量の振りかえ先に余野川ダム、府営水道、地下水とありましたが、もう少し詳しく説明願います。夏の余野川ダムの説明と変わった点はあるのでしょうか |
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回 答 |
ご意見ありがとうございます。
① |
ご質問の件については、基礎原案を公表するまでの間にいただいたご意見をふまえて、文中のアンダーラインのところを修正もしくは追加したものです。詳しくは基礎原案比較表をご覧下さい。 |
② |
これまで説明した内容は、一庫ダムの利水容量の一部について余野川ダムで肩代わりし、その分一庫ダムの洪水調節容量を増加させ、狭窄部上流の浸水被害の軽減を図る、ということです。
一方、一庫ダムの利水容量の振り替え対象は余野川ダムだけでなく、府営水道や地下水も考えられることから、今後はこれらについても調査検討を行い、結果がでた時点で委員会や住民のみなさまに説明したいと考えています。 |
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