猪名川河川事務所

「河川敷の保全と堤防天端や高水敷の利用について」円卓会議(現地視察及び意見交換会) 平成16年3月8日~

今までの説明会など

テーマ:淀川水系河川整備計画策定にむけて

【淀川水系河川整備計画策定にむけてのご意見及び回答】


自治体からのご意見
みなさまからのご意見
「河川敷の保全と堤防天端や高水敷の利用について」円卓会議
(現地視察及び意見交換会)
平成16年3月8日~
その他のご意見と回答

■ みなさまからのご意見 【 平成16年3月8日~ 】
ご意見・ご質問  私は昨日の意見交換会に於て、①ゴミ問題の優先性 ②ゴミ箱設置の必要性 について意見を述べさせて頂いた者です。席上、①についてはご賛同を得ましたが、②についてはファシリテーターの先生をはじめ他の方々からも反対の反応を頂きました。そこで、(移動式)トイレの例を上げてトイレと共通点が多いので、やはり必要でないかと申しましたが、話が通じなかった様に思われます。
 メモでも出させて頂きましたが、河川敷全体にゴミが拡がっている現状を改善するには、モラルや罰則や回収等の対策も必要ですが、ゴミ投棄の原因素を物理的に改善する方法として大型ゴミ箱(又はカゴ)の設置が良いと考えております。つきましては、お手数ですが、ゴミ箱設置が有害であることを記した資料があればぜひお送り下さい。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 ごみカゴの設置を否定する資料は保有しておりません。武庫川河川敷に設置されているとのご指摘については、その事情を把握している訳ではありませんが、都市計画公園など何らかの利用がされている場所でない限り設置されていないのが通例です。
 また、都市計画公園などとして占用されている場合は、占用者が設置するか否かを判断しその責任において処置することになり、ごみの回収などの維持管理が必要になります。

ご意見・ご質問  今日の猪名川はドブ川であった。
 枯草とゴミとどよんだ水で流れはわずかである。
 「水辺にやすらぎ、心にゆとり」のキャッチフレーズとは、ほど遠かったと思います。
 St1.「せせらぎの流れ」?
 流れはなく、水はよどみ、にごっている。それで、くさっているかわかりません「方丈記」の「ゆく川の 流れは絶えずして しかも もとの水にあらず淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて…」
と人生を悟り、心静かに癒されて、心静かによく物事を考えて、人生を生きていける術を悟り得る事が出来ないのではないでしょうか。
 水辺に多いと言うマイナスイオンはないのでは、目から入る流れも少なく、脳に変化する刺激も少なく、水はくさり、汚物が細菌を発生させて、脳と心と体内に入り、今日の大事件、大惨事又人間の下劣な行為に連がっているのでは、川とはこの様に人間生活に関与するのではないかと思います。
 自然の豊かさは人間生活の豊かさと人間の心身に健全な働きをもたらす物を持っているのでは、現代人はそれを忘れて猪名川では人工的な物を見る様で自然ではないと思います。自然とは自ずから然る人工的では、そのいとなみは出来ず、その原点を考え直す必要がある様に思います。

St2.ポイント 何故 猪名川の運動公園にあの様に芝生を植えたり、グランドにしてハゲタ土地にしなくはいけないのですか。「よく遊ぶ、よく学ぶ」昔の人が言い残してくれた言葉に、人生を生きてきて、シニヤ時代に入った私には心に深く思いをはすのです。
 ここでしている事は、よく遊ぶとは、ボール玉を追い廻わす事、学校のクランド他で出来る事ではないか。芝生はゴルフ場なみ、雑草もなく、農薬は除草剤は殺虫剤はどうなっているのですか。虫がいては、ボール遊びも出来ないでしょう。そしてあれだけの手入れには、どれ程の税金がかかっているのでしょうか?

タイガスの優勝、たかが、ボール中心の理球ではないか。それなのに若者は大腸菌の多いと言う川の中に飛び込み、地球より重いと言う命を失なってしまいました。ご両親はどの様な思いでしょう。星野監督の思いは?奥さんを若くして失なっのは、監督の理球人生の激しさに疲れたのではないかと思います。そして又若い人の命を失なって、どの様な思いかと思います。長嶋監督の倒れた、すぐ近い日に視察会が行なわれは天のめぐりではないかと思います。ホールラン1本、何千万円、何億円、何十億円、「巨人の星」の父子を見る様に思います。何億円が簡単に手に入ると思う時、父子は夢中になるのでしょう。息子一人有名選手になれば、父は子の七光りで社長、歌手、豪邸等、子供は親の七光りで楽してかなりの収入が入るのでしょう。
 勝つか負けるか、簡単に高額の収入、そう思いボールを追い廻している様に思えます。誰がコツコツとご飯の材料を作るのでしょうか。時給700~800円で支える人があっての日々の社会ではないでしょうか。鶏インサレザーのニュース、中学を出て、朝早くからコツコツ鶏のフンを始末して働き、何百万人の命を支えた浅田会長の自殺、火星の土の山のニュース、麻原被告の死刑判決、六日にはテレビで麻原被告の空中浮遊を見ました。小鳥はどこかで菌におかされたのでしょう。川は汚れては菌も発生します。
  小鳥は病んだ身体を休ます場所も食べ物なく、遠い田舎に行き、大量の鶏インフレザーを発病さす結果になったのではないかと思います。
「小鳥」とは「子取り」に連かる言葉でないかと思います。昔の人はゆっくりと人生を見てたのではないでしょうか。小鳥が住めない汚れた自然では、子は取られて現代の少子化に連かっているのでしょう。
 「巨人の星」の害は多いのです。どれだけの人が夢に破れ、一生、生活の負担になる位身体を悪くして、心も夢破れ苦しんでいる様です。人間も小鳥も無意識にあのグランドを見たのでしょうか。現代生活は、勝つか負けるか、植物も生き物いません。住めません。そして月も火星も土の山で住めません。コツコツ働き、生きる事が出来ない、したくないと思う人がオウム入信して麻原被告の空中浮遊に魅せられ、上祐氏も宇宙ロケット事業団のはてオウム入信、そして世間に対する怒りの顔を見ました。鶏の大量の死、オウム教の大量殺人、地上も天上も人は住めなくなっているのです。私達も宇宙船に乗って無菌の中で気楽に暮したいねと話していたのです。この様な猪名川の状態ではいけません。川原はやさしかったのです。植物も生き物もささやかに豊かに暮らしていました。そして大人も子供も知らずに癒され、生活の営みを学び又生活を支えていたのです。多分身体もきれいな内分泌物出し健全な心身が出来易かったのではないかと思います。「よく遊び、よく学ぶ」そして健全な社会の営みを生み出す河川敷でなくてはと思います。「万葉集」の中に「君ため若菜を摘む」と言う歌があります。その頃人間の生活も暮しも心やさしく、性は大らかで、「子は宝である」と歌われています。ストーカー 児童虐待 防人の歌と思う時、現代の職務のミスの恐ろしさとその多さ、癌はじめ色々な現代病の苛病の多さ、恐いニュースの多い事、万葉人は自然と共に暮し、又自然と遊び人間味豊かな生活が出来たのではないかと思います。こんな話しを聞いた事があります。大人になった子供達がお母さんの思い出は「ヨモギモチ」だと言うそうです。
 子供達が幼い日、その人は毎年ヨモギを摘みにいき、それをオモチにして食べさせたそうです。どんなに幼い子供達は素晴しく楽しく又栄養バランスよい生活の日々があったかと思います。あの運動場を見る時、勝つか負けるか、金か名誉か、その他は死、その様に思えます。
芝生やグランドにしては、何のいやしも学ぶ事もなく、物を考える大人も子供も出来ずいざの時の食糧のたしもなくなています。
 河川敷には河川敷の植生を無駄な様で奥深い豊かな人間生活を支えてくれるものと思います。
 St4.のポイント 神津福祉センター前に花壇は不必要ではないでしょうか。ゆるやかなスロープの上りの階段にベンチそれだけでいいのでは、桜を植えてもらっています。スロープの階段の横には色々な花を植えてもらっています。玄関の前もそうです。
 「野に咲けレンゲ草」「踏まれても踏まれても咲くタンポポかな」「野辺に咲く花、一輪そえて」そんな心静か、やさしさとタフ(どんな所で咲く)それはどんなに成長ホルモンを豊かに内分泌さすでしょうか。趣味の最高は野趣といって、野草をめでる事だそうです。
 野草、草はタフでひそやかで美しく見えます。何故、河川敷に花壇を作られたのでしょうか。キンキラな下品な生活をするのですか。昔の人が言っていた下品な程のゼイタク。この事はキンキラが豊かな美しい生活、豊かな素晴らしい生活と思う。成金趣味で、これでは次生代への税の借金、下劣な考え方する子供達を作る様に思います。
 河川敷のささやかな野草や生き物は人間をたくましく、豊かにして時には豊かに生命を救うと思います。河原のゴミは人間がお金お金と言う現代人の怒りではないのか又、管理社会の抜け道ない生活のささやかな自由に好きな事が出来、日常のウサを晴らしているではないでしょうか。自分のゴミは自分で始末する、そんな生活習慣をつけて河や河原の豊かさつくる事を望みます。人は今、人工のせせらぎを求め、コーヒーか酒か加工物料理を飲み食いしてキンキラの服を着て、カラオケで歌い人工的な一見ハイカラ風な家に住み、又、金、金と夜遅くまで働き、人間の真豊かさはありません。経済戦争に勝ち、山河は破れ、人心は荒廃し、そして日本は又経済にも破れかかっています。そして少子化、凶悪事件、人間も小鳥も生きていけなくなって、空中にしか住めないと錯角しかかっています。大地にしっかり足を下して、真の豊かな人間が天寿をまつとする事の出来る位長生き出来る、国土交通省の施策を望みます。
 人間は大地に足をしっかりとつけて安心して暮す生物と思います。昔のおとぎ話を明治生まれのおじいさん、おばあさん初め多くの人達から聞かされたり書いてくれた本の事を思い出します。欲ばりおじいさんがどこそこと掘るとガラクタばかり出て来た。猪名川はガラクタでごみの山、昔のゴミ捨て場の方が美しく、小鳥が来て、人もわずか生活出来る物があった様に思います。若い子供や孫にと思って視察見学に行く以外気分が悪く、二度と行く気も考える気も起りません。テレビを見てネオンの輝きにゴマカされても平気で酒を飲みぬくぬく生活は夢かまぼろしかと寝ていたいと思うでしょう。
 そんな人が多くても何の不思儀ない位、猪名川は汚くなってしまいました。河と共に人類は栄え文明、文化を発達させ、おごる生活をして滅んでいった歴史の事実を思います。
 先人の誤りと失敗を教訓として、知恵を出して考え直すべき最後のチャンスの様に思います。
 又二ヶ月一度位か、季節毎かの視察会を望みます。そして猪名川を総論的に語り合うには、猪名川の全体の視察会を望みます。
 雨、雪、アラレ寒風の吹く中、国土交通省の職員の皆様はじめ、参加された方、ご苦労様でした。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 今後は「生態系が健全であってこそ、人は持続的に生存し、活動できる。」との考え方を踏まえて、河川環境の保全・再生を図ります。また、河川の利用については、環境教育を推進する場という観点も含めて、本来河川敷以外で利用する施設は、縮小していくことを基本としますが、河川保全利用委員会(仮称)を設置して意見を聴くとともに、住民からも広く意見を聴き、個々の案件毎に判断します。
 また、住民・住民団体及び地域と密着した組織と連携した河川愛護意識の啓発や清掃活動等のほか不法投棄対策として監視カメラや巡視による監視、並びに摘発・取り締まりを強化すべく関係機関と連携します。
     

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