猪名川河川事務所

余野川ダムについて頂いたご意見と回答 平成16年9月12日~10月2日まで

今までの説明会など

テーマ:淀川水系河川整備計画策定にむけて

【淀川水系河川整備計画策定にむけてのご意見及び回答】


自治体からのご意見
みなさまからのご意見
余野川ダムについて頂いたご意見と回答
平成15年6月24日~7月5日まで
平成15年7月5日 意見交換会
平成15年7月6日~平成16年1月24日まで
平成16年1月25日 箕面会場 第1回討論会
平成16年2月14日 箕面会場 第2回討論会
平成16年8月21日~9月4日まで
平成16年9月5日 川西会場 説明会
平成16年9月6日~9月10日まで
平成16年9月11日 尼崎会場 説明会
平成16年9月12日~10月2日まで
平成16年10月3日 川西会場 第3回討論会
平成16年10月4日~10月9日まで
平成16年10月10日 箕面会場 第4回討論会
平成16年10月11日~
その他のご意見と回答

■ みなさまからのご意見 【 平成16年9月12日~10月2日まで 】
ご意見・ご質問 余野川の一支流で無名に近い北山川に設置されるこのダムは、流域面積が極めて小さく、(約20km2)自然水を貯えるダムとは考えられない。常緑樹が少く、落葉樹帯であり、年間平均雨量も全国平均(1,800m/m)を下廻る(1,500m/m)であり、貯水能力が少いことは明白である。従って余野川本流のある地点で導水用の堰を設け、余野川の水を導水する計画のようですが過日(9月5日)の説明会では、導水の取水点、導水管の規模等の説明がなかったと思います。(質問をしたかったのですが、時間切れで出来なかった。)
  この導水管の規模(容量)が、猪名川下流や余野川の洪水被害の軽減に大きく関係すると思われます。余野川の洪水流を軽減する丈の水量をダムの方に回避する事が出来るのかを明確に説明されたいと思います。
「声」の中にも余野川の治水に効果を期待されている意見が多いのを見てもこの辺の説明が、欲しいのです。又、ポンプ場迄の導水路について、池田市北部のこの地域は土質が悪く、水田に適していないために、畑作や植木生産が行なわれている地帯で、伏流水となり易く、導水路としては問題があると思います。余野川は過去に改修された形跡があり、現在の合流点も改修后のものと判別できます。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 余野川ダム計画の見直しにあたっては、余野川ダムの事業効果やダム以外の治水対策の方法(代替案)について検討を行っています。
 余野川ダムの利水については、現在行っている水需要の精査・確認結果を反映させます。
 また、余野川ダム貯水池や分派堰が周辺の自然環境や水質、下流河川に与える影響の軽減策について検討を行っています。
 検討の結果については、完了した時点でその結果を流域委員会や住民の皆様、自治体に説明いたします。
 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問
1. 説明会配布資料9ページによると「多田地区の浸水被害を防ぐには、狭窄部の開削が有効であるが下流部の破提危険性が増大する。」とある。
破提の危険性のあるところを強化改善するのが先決ではないか。狭窄部の開削にそなえて。
2. 同じく「余野川ダムは下流部の浸水被害を軽減する。」とある。当初(2003年時)は、猪名川上流部(多田地区)の浸水被害軽減も目的に入っていたのにそれが欠落している。 やはり 下流部の破提危険性のあるところの強化改善が先決ではないか。
3. ダムが出来てしまうと、河川管理者はダム崩かいの危険を防ぐため、予想以上の雨量があった時、沢山、放流します。
2年前の神奈川県の河原での放流事故を思い出します。
そのような事態が余野川ダム下流(放流先から吉田橋附近)に起こりませんか。検討してください。
4. 止々呂美地区の発展は、国道423号バイパストンネル開通で少し改善されると思います。交通が便利になると逆に人口が流出する恐それも出てきますが。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 余野川ダム計画の見直しにあたっては、余野川ダムの事業効果やダム以外の治水対策の方法(代替案)について検討を行っています。
 余野川ダムの利水については、現在行っている水需要の精査・確認結果を反映させます。
 また、余野川ダム貯水池や分派堰が周辺の自然環境や水質、下流河川に与える影響の軽減策について検討を行っています。
 検討の結果については、完了した時点でその結果を流域委員会や住民の皆様、自治体に説明いたします。
 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問      余野川ダム計画と猪名川流域治水などについて

 持続可能な安心のまちづくりを目指し、更に市街化9%を見直し計画高水を抑制し、治水・利水・環境・コスト・雇用に役立つミニダム(雨水活用)などの総合治水で、抜本的な流出抑制策を推進する。堤防補強と築堤を緊急に行い、銀橋狭窄部の整備を進め多田地区水害をなくす。県猪名川区間と府余野川は、整備水準を公開し総合治水対策を推進する。過大な需要予測と水利を見直す。超過洪水によるダム激災害から市民を守るためダム計画を見直す。高齢者などの命を守るソフト対策や被災者支援を改善するなど、安全・安心のまちづくりが求められています。
 ダムと水没により小動物の生息条件である自然と里山のつながりが失われ、絶滅の恐れのある野生生物等に壊滅的な影響を与え、流れる土砂量のバランスよく淵や瀬ができた環境を無視した大規模開発による涵養水の枯渇と、ダムによる河川環境の変化が問題です。ダムに堆砂がすすみ流れ込む有機物の木々等の腐敗が進み、ヘドロが沈積。平常の流れが極度に低下し中小洪水が激減し、川底の土砂や沈殿物が洗い流されなくなり浄化が減少、砂礫等に泥やヘドロが付着し、生物の生息環境が奪われます。湖底ヘドロが流出すると川に沈み積もり溜まり、清流が消えるなどの環境影響問題は甚大で、モニタリングの範囲を超えています。
 地球環境を足元から守るために、雨水の有効活用を時代にふさわしい検討を行うことが、社会の進歩と発展のために求められています。約1500ミリの雨を暮しから拒否し、治水ダム計画が進められていますが、市街地の屋根や敷地に降った雨水を、検討されている総合治水を発展させ、タンクにためる無数のミニダム(雨水タンク)を猪名川流域に国策として実行可能で有効な方法として導入すれば、これ以上の余野川ダム建設はいりまん。
 学校や工場、団地、住宅などの自前の水源として、集めて貯めてトイレ用水や洗車・植木への散水等に使って地下に返すと、水道使用量も節約できます。地元企業向けで雇用効果も大きな仕事で、一石数鳥の投資効果が期待できます。ミニダムを地球環境にやさしい壮大な猪名川モデルとして成功させるよう検討に加えて頂きたいと思います。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 余野川ダム計画の見直しにあたっては、余野川ダムの事業効果やダム以外の治水対策の方法(代替案)について検討を行っています。
 余野川ダムの利水については、現在行っている水需要の精査・確認結果を反映させます。
 また、余野川ダム貯水池や分派堰が周辺の自然環境や水質、下流河川に与える影響の軽減策について検討を行っています。
 検討の結果については、完了した時点でその結果を流域委員会や住民の皆様、自治体に説明いたします。
 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 相当の予算が執行済みであるものの、一庫ダム対応や流域対応を真剣に考え、充実、活用することで 余野川ダムは建築するべきではないと考えます。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 余野川ダム計画の見直しにあたっては、余野川ダムの事業効果やダム以外の治水対策の方法(代替案)について検討を行っています。
 余野川ダムの利水については、現在行っている水需要の精査・確認結果を反映させます。
 また、余野川ダム貯水池や分派堰が周辺の自然環境や水質、下流河川に与える影響の軽減策について検討を行っています。
 検討の結果については、完了した時点でその結果を流域委員会や住民の皆様、自治体に説明いたします。
 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 生ゴミを再資源化することに取り組んでおります。
ダムの水圧を脱水目的に利用出来ないか知り度い。
汚水の浄化に必要な微生物は当NPOにて完成しており川西市における生ゴミの減容化に協力出来ないかと期待しております。

ちなみに、水田1反当り利用する生ゴミの量は脱水状態にて約400kg程度です。
川西市の年間発生する生ゴミを市内全ての水田に使用しますと、年間発生する生ゴミは「0」となります。

又、水圧を使った小実験も出来るでしょうか。子供達への夢も必要かと存じます。
                                         以上
回  答  ご意見ありがとうございます。
 余野川ダム計画の見直しにあたっては、余野川ダムの事業効果やダム以外の治水対策の方法(代替案)について検討を行っています。
 余野川ダムの利水については、現在行っている水需要の精査・確認結果を反映させます。
 また、余野川ダム貯水池や分派堰が周辺の自然環境や水質、下流河川に与える影響の軽減策について検討を行っています。
 検討の結果については、完了した時点でその結果を流域委員会や住民の皆様、自治体に説明いたします。
 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問  「意見」というよりは「質問」です。

関係者はもとより、住民の皆さんも含めて、数年間膨大なエネルギーを費して“出来る限り早い時機”を目指して「淀川水系河川整備計画」の策定に向けての様々な努力がなされていることに敬意を表するものです。
では、この「淀川水系河川整備計画」は、一体いつごろに正式なものが策定=決定=されされるのか?可能な限り具体的な目標期を教えてください。
                                          以上
回  答  ご意見ありがとうございます。
 余野川ダム計画の見直しにあたっては、余野川ダムの事業効果やダム以外の治水対策の方法(代替案)について検討を行っています。
 余野川ダムの利水については、現在行っている水需要の精査・確認結果を反映させます。
 また、余野川ダム貯水池や分派堰が周辺の自然環境や水質、下流河川に与える影響の軽減策について検討を行っています。
 検討の結果については、完了した時点でその結果を流域委員会や住民の皆様、自治体に説明いたします。
 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 余野川ダムが流域の人々の治水のために、どうしても必要なら、川西市民の私が口をはさむことはありません。
しかし 川西市多田地区の水害防止のためなら、別のより有効な方法を考えるべきです。
 特に昨今の水害は、局地的な集中豪雨によるもので、今年の福井や徳島のようには、地理的にもこの辺りは雨は降り続きません。
余野川ダムが多田地区に効果があるかどうかは疑問です。
 また 利水については、もうダムを必要としないと聞いています。
 莫大な税金を使い、貴重な郊外の自然をこれ以上破壊しないで下さい。
 日本中、どこも かしこも赤字です。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 余野川ダム計画の見直しにあたっては、余野川ダムの事業効果やダム以外の治水対策の方法(代替案)について検討を行っています。
 余野川ダムの利水については、現在行っている水需要の精査・確認結果を反映させます。
 また、余野川ダム貯水池や分派堰が周辺の自然環境や水質、下流河川に与える影響の軽減策について検討を行っています。
 検討の結果については、完了した時点でその結果を流域委員会や住民の皆様、自治体に説明いたします。
 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問  9月5日の説明会でお話を聞きました。
 なぜ、箕面市の余野川に計画しているダムについて川西市で説明会が開かれるのかわからないままに出席しました。多田地区の洪水を防ぐために余野川ダムが必要との論旨になんだかしっくりと頭に入ってきません。今までそんな話は1度も聞いたことがなかったのです。それが、今になって突然川西市の多田地区の洪水を防ぐために余野川ダムが必要といわれても、川西市のために箕面でダムを作ってくださるとは有り難うございますなんて言えません。なんでこうなるのと不思議でした。
 当初の余野川ダムの目的はと質問されたときに、係員が駆け寄って個別に説明されたのもなぜと思いました。

・私の疑問に思ったことを述べます。
1.先日の新聞でも淀川水系流域委員会のダム専門部会で予定のダムは余野川ダムも含め利水としては必要なしとの結論になったと報道されていました。それなのにまだ、住民の意見を聞く必要があるのでしょうか。
2.一庫ダムの池田分取水量を余野川ダムに代替えするとのことですが、大阪府営水道や工業用水などの需要が減少していると聞いています。そちらとの代替えも考えられるのではないでしょうか。
3.先日も友人と現地を見てきました。緑豊かな里山地域です。その自然生態系を破壊し負荷を与えるダム事業は必要なのかがどうしても腑に落ちませんでした。

結論として
・多田地区の洪水防止と称して多額の税金を使って箕面の貴重な里山を破壊して余野川ダムを作ることには反対です。
・洪水対策は、環境負荷の少ない複数の施策を組み合わせ総合治水に取り組むようにしてください。
                                          以上
回  答  ご意見ありがとうございます。
 余野川ダムはこれまで、①猪名川下流部の浸水被害軽減、②阪神水道企業団及び箕面市に対しての水道水の供給、③既得利水者の安定取水と河川の環境を維持する上で必要な流量を安定的に確保、を目的に事業を進めてきました。現在、河川整備計画策定のため実施している余野川ダム計画の見直しにあたっては、余野川ダムの事業効果やダム以外の治水対策の方法(代替案)について検討を行っています。
 余野川ダムの利水については、現在行っている水需要の精査・確認結果を反映させます。
 また、余野川ダム貯水池や分派堰が周辺の自然環境や水質、下流河川に与える影響の軽減策について検討を行っています。
 検討の結果については、完了した時点でその結果を流域委員会や住民の皆様、自治体に説明いたします。
 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

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