猪名川河川事務所

基礎案に対して頂いたご意見と回答 平成16年5月25日~

今までの説明会など

テーマ:淀川水系河川整備計画策定にむけて

【淀川水系河川整備計画策定にむけてのご意見及び回答】


自治体からのご意見
みなさまからのご意見
基礎案に対して頂いたご意見と回答
平成16年5月25日~
その他のご意見と回答

■ みなさまからのご意見 【 平成16年5月25日~ 】
ご意見・ご質問  すでに基礎案が公開されていますが、猪名川のひとつみても、上流、下流でそれぞれ個別の案件があり、それぞれに取り組んでおられる方々がいらっしゃいます。それはそれで重要であり、現在の社会情勢を考えると地域が取組むべき問題であると考えます。しかしながら、河川大系として考えた場合、例えば猪名川であっても、源流より、妙見山を流れ、いくたの自治体を流れる大きな河川です。それを考えた時、源流から海に流れいれる自然の大系として捉える大きな視点で考えていく必要があると思います。(環境側面より)
回  答  ご意見ありがとうございます。
 近畿地方整備局では去る5月8日『淀川水系河川整備計画(基礎案)』を発表しました。本計画の対象範囲は淀川水系の指定区間外区間(大臣管理区間)としていますが、計画策定上必要となる指定区間・流域についても言及しています。
指定区間の河川整備計画はそれぞれの河川管理者が策定しますが、本計画と相互に整合が図られるよう、連携、調整することとしています。
また、関係省庁、自治体等と連携が必要となる事項については、事前に周到な調整を図るものとし、その中で明らかになった問題点や課題については、淀川水系流域委員会に報告するとともに、広く一般に公開して、住民にその連携施策の妥当性の判断材料を提供します。

ご意見・ご質問 猪名川河川事務所 ご担当者様
前略 いつも私共○○の活動にご理解とご協力を頂き、まことに有り難うございます。 
 早速ですが、これまで行なわれてきた淀川流域委員会を中心とした猪名川水系の環境保全、治水、利水、利用等についての議論とその帰結を踏まえて、現状での私共の考えを述べさせて頂きたいと思います。
 従来、ハード面での議論が先行しておりましたが、ようやくソフト面の重要性が議題として上りつつあるように思います。この猪名川流域放送局においても「洪水対応演習」が実施された旨の記述があり、大変良いことであると感じています。
 河川整備計画においてハード面が主要なものになることは、当然のことではありますが、地域住民等への情報開示、及びその情報に基づく必要な施策(ソフト面での)は今後の河川整備を考える上で、非常に重要なものになると考えます。何故ならば、100年の計を考えたハード面での河川整備計画であったとしても、世界的な環境変化や地域の環境変化を完全に予測することは不可能であり、そのため行政の担当部局の皆様がご苦労されていることは重々承知しております。
 それらの点を考えましても、情報の積極的な開示と説明を行ない、その上でハード面の議論も行いつつ、ソフト面での重要性と必要性をアピールして行かなければならないと考えます。
 つまり、周到に計画された河川整備計画であったとしても、完璧(完全に災害を防いで、完全に水不足を解消するという意味)なものとなることはなく、地域住民等(利水利用者、環境利用者を含む)に対する充分な説明なくして、本来の河川整備計画とはならないということであります
 これらのことはご承知のことと思われますが、私共から見ればまだまだ不充分なのではないかという懸念もあり、このような考えを述べさせて頂いております。
今後もソフト面での災害対策、訓練等ご計画もあると思いますので、そのような時はお知らせ頂きますと幸いです。
  突然のメール、乱筆乱文失礼致します。
                                          草々
回  答  ご意見ありがとうございます。
 ダムや河川敷の利用(グランド等)に関しては対話討論集会(円卓会議)を開催しているほか、自然環境の整備と保全について指導・助言を受けるため学識経験者で組織する猪名川自然環境委員会を設立しています。さらに今後、河川敷の利用(グランド等)について審議する河川保全利用委員会(仮称)など、基礎案に記載している協議会等を順次設立していく予定ですが、会議や行事などの開催案内等につきましてはホームページへの掲載を基本とし、場合によっては更にチラシ配布や新聞折り込みなどを用いてお知らせすることとしています。

ご意見・ご質問 空港周辺緑化事業の一還として、ぜひ、実現してほしい。
 伊丹神津大橋左岸に桜づつみありすでに10数年経過しておりますが最近では桜も大きく育ち、大勢の花見客がみえます。
 河川敷公円や遊歩道の利用も増えております。
桜づつみの区間が短かいためその延長として桑津橋右岸左岸の上流堤防に植樹してほしい。

 追伸 本件はすでに提案づみでありますが、伊丹市長の申請が必要なことも承知しており市に対して、希望届をだしておりますが、らちあきません。管理については自治会 猪名川同好会に協力要請します。流域住民の意見を検討していだだきたいと熱望しております。
回  答  ご意見ありがとうございます。
 桜づつみモデル事業は、市町村及び地域住民の熱意が高く、さらに用地が既に確保されている、もしくは市町村等により確保されることが確実であるなどの要件を満たした上で、市町村長からモデル事業の認定の申請が行われることが前提となっています。
 また、当面は『淀川水系河川整備計画基礎案(平成16年5月8日策定)』に基づいて猪名川の整備や調査・検討を行うものであり、当該地域の桜づつみ等植樹に関しては現在これに位置付けられて御座いません。このような新たな事業を実施する場合は、関係委員会等に諮るなどの手続きを経て『淀川水系河川整備計画基礎案』の見直しが必要です。
 

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