淀川水系河川整備計画策定にむけての住民説明会(第1稿) 結果報告

テーマ:淀川水系河川整備計画策定にむけて
【淀川水系河川整備計画策定にむけての住民説明会(第1稿) 結果報告】
■主催
国土交通省近畿地方整備局 猪名川工事事務所・猪名川総合開発工事事務所
■開催概要
池田会場 | 尼崎会場 | |
開催日時 | 平成15年2月22日(土) 14:00~16:45 |
平成15年2月23日(日) 14:00~16:50 |
場所 | 池田市民文化会館 2Fコンベンションルーム |
尼崎商工会議所 3F 大会議室 |
参加者数 | 57名 事前申込:50名 当日受付:7名 |
23名 事前申込:20名 当日受付:3名 |




■配布資料
資料-1 | 淀川水系河川整備計画策定にむけての説明資料(第1稿)(pdf・1MB) 淀川水系河川整備計画策定にむけての説明資料(第1稿)の訂正について(pdf・417KB) |
||||||||
資料-2 | 新たな河川整備をめざして-淀川水系流域委員会 提言-(030117版)[外部サイト] | ||||||||
資料-3 | きかせてください。猪名川への想いを!! (パンフレット) (pdf・2.2MB)
|
||||||||
資料-4 | 淀川水系河川整備計画策定にむけての 説明資料(第1稿)について 概要版(パンフレット) (pdf・1.4MB)
|
||||||||
資料-5 | 川のことば (治水編) (pdf・3.2MB)
川のことば (環境編) (pdf・1.2MB)
|
■開催状況
池田会場

開会挨拶

参加者の様子
尼崎会場

説明資料(第1稿)の説明

参加者の様子
■ご意見について
・ご意見等の数
池田会場 | 尼崎会場 | |
説明会事前(平成15年2月21日)にいただいたご意見等 | 33件 | |
当日いただいたご意見等 | 27件 | 8件 |
・事前及び当日いただいたご意見は以下のとおりです。(要約・抜粋しております。)
池田会場
ご意見 | 回答 |
河川改修について、コンクリート護岸は最小限にしませんか。(滝山~絹延橋のようでなく) |
なるべくコンクリートを使用しない、環境に配慮した施工方法にしたいのですが、猪名川の場合、水の流れる面積に余裕のない区間で土の堤防が作れない、護岸の法面が急勾配になるということで、やむを得ず使用している場合があります。都市の中を流れる河川として非常に難しい面があり、今後さらに知恵をしぼる必要があります。 |
環境保全と治水は相反するものでなく環境=治水だと思う。改修による川の直線化は近年かえって被害を拡大しています。対象期間が20年~30年ということであれば里山の保全や植林といった対策も可能ではないでしょうか。 |
大雨が降り、洪水になった場合にどういう対応ができるのかについては、様々な方法があります。ダムでの洪水調節、流域内の遊水地や防災調節池等の貯留による流出抑制も一つかと考えています。 |
河川のゴミがあまりにもひどいところがあり、計画的・定期的に参加者を募り清掃を実施して頂きたいと思います。 |
現在も沿川自治体では、市民の協力のもと河川清掃を実施しております。また、河川管理者も、河川愛護活動を進めて、河川にゴミが捨てられないようにしてゆきたいと考えます。 |
長野県でダム廃止をやりました。ダムは本当に必要なのか。よく検討したのか。可能なかぎり自然を残したい。 |
余野川ダムについては、猪名川における洪水被害の軽減、利水については、水需要を精査、確認、その上で、必要に応じて他ダムとの容量再編を検討して、計画を見直します。 見直しの結果がでれば、今後は流域委員会等に説明して行きます。 |
尼崎会場
ご意見 | 回答 |
護岸工事はいっそう充実して便利で強固な物となっていますが、一方永年住み慣れた生物はだんだん住家を追われていっているのが現状です。その対策は一体どうなっているのでしょうか。 |
今後は、堤防や高水敷の形を変えて、多様な生息・生育環境の確保・再生を進めていきたいと考えています。 |
本当にスーパー堤防の設置が必要なのでしょうか?確率的に殆ど起こらないような災害を想定して造るのであれば、税金の無駄遣いになりませんか。 |
猪名川ではスーパー堤防を作ることは、広範囲にわたる住宅の移転も生じ、難しいと考えており、現在の堤防を補強するよう堤防強化を目指したいと考えています。 |
高水敷公園を縮小していくことをベースに考えているとのことですが、川巾を狭めている中州や川岸から大きくせり出している泥土を除去することは考えていませんか。 |
中洲はただ単に土が貯まっているだけでなく、自然環境から残すべき中洲もあります。自然環境を考慮し、除去して構わないものは除去していきたいと考えています。 |
渇水が頻発するから渇水に対応できるようダムを造ったりするのではなく、これまでの過剰な水利用を改めるよう、住民も意識すべきだと思います。水は余っており、余野川ダム等は必要なのでしょうか。 |
余野川ダムについては、猪名川における洪水被害の軽減、利水については、水需要を精査、確認、その上で、必要に応じて他ダムとの容量再編を検討して、計画を見直します。 見直しの結果がでれば、今後は流域委員会等に説明して行きます。 |
※ 皆様からのご意見等は検討し、淀川水系河川整備計画策定に向けて反映してまいります。
※ この報告は説明会の開催結果を迅速にお知らせするため、事務局にて取りまとめたものです。
河川整備計画説明会係 猪名川工事事務所 電話:072-751-1111