猪名川河川事務所

風水害の防災体制

 猪名川河川事務所では、台風や災害で猪名川が決壊・氾らんを起こした場合を想定し、沿川の市町と協力しながら、安全を確保するための「災害対策部運営計画」を定め、さまざまな体制を整えています。



大雨・洪水
高潮
台風 流域平均
累加雨量
小戸水位観測所
注意体制 注意報の発令 日本への上陸が
予想
50mmになったとき 水防団待機水位(指定水位)を越すと予想される
警戒体制
第一
警報の発令 近畿地方接近
または上陸が予想
100mmになると予想されるとき はん濫注意水位(警戒水位)を越すと予想される
警戒体制
第二
100mm以上になったとき はん濫注意水位(警戒水位)を越しなお
上昇すると予想される
非常体制 計画高水位を
越えた

水防警報発令のめやす

 「水防警報」とは、沿川の水防団や消防機関が出動するか、あるいは出動準備体制をとるかなど、実際に水防活動を実施する場合の基準となります。水防警報は小戸水位観測所の水位を基準に、第1段階(待機)・第2段階(準備)・第3段階(出動)・第4段階(解除)の4段階で発令されます。




水防警報を実施する河川および区域

河川名 区域
猪名川 左岸:池田市古江町69番地先から神崎川への合流点まで
右岸:川西市滝山字上ノ宮9番地先から神崎川への合流点まで
藻川 猪名川からの分岐点から猪名川への合流点まで
小戸水位観測所
位置:池田市西本町
零点高:TP+21.305(m)

水防警報通報系統図

水防警報の発表者、連絡先およびその方法は下図のとおりです。すみやかに連絡が回ります。

 洪水予報作業を開始するタイミングについては、次のいずれかの状況になった場合に、猪名川河川事務所と大阪管区気象台が協議したうえで決定します。

  • ■【表A】に示された流域平均雨量のいずれかが、表の基準値以上となり、引き続きかなりの降雨量が予想されるとき
  • ■小戸水位観測所の水位が水防団待機水位を超え、引き続きかなりの増水が予想されるとき
  • ■このほか洪水予報の必要が認められ、猪名川河川事務所または大阪管区気象台のいずれかより要求があったとき
表A
河川 流域 1時間
雨量mm
3時間
雨量mm
6時間
雨量mm
12時間
雨量mm
24時間
雨量mm
猪名川 小戸水位観測所上流域 15 40 50 90 130

このページに関するお問合せは【工務課(旧管理課):072-751-1986】までお願いします。

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