真名川ダムフラッシュ放流試験(11月18日)の報告
真名川ダムでは弾力的運用管理により洪水調節容量の一部に貯留した容量を活用してダム下流真名川の河川環境の保全・改善を目指すフラッシュ放流試験を平成15年より実施しています。これまでの試験結果より、最大50m3/s程度(真名川ダムからの放流量は45m3/s)を2〜3時間継続させるフラッシュ放流と、置き土による土砂投入・還元を行うことで、真名川の約8割の区間で藻類の剥離効果があることなどが確認されています。また、昨年度からは、フラッシュ放流を河川環境の保全や自然再生により有効に活用するための新たな取り組みとして、流路が固定化し樹林化した河川敷にフラッシュ放流により新たな流れをつくる試みなども実施しています。今年も、11月18日(火)、真名川ダムから最大放流量45m3/sの放流と置き土の実施、あわせてフラッシュ放流時に小規模な改変で旧河道に導水する自然再生試験からなるフラッシュ放流試験を行いました。
試験日時 平成20年11月18日(火) (真名川ダム放流時間8:30〜15:30)
放流量 最大45m3/s(11:30〜13:50 2時間20分継続) 
事務所体制 九頭竜川ダム統合管理事務所、真名川ダム:第一警戒体制
自然再生試験計画内容(ダム下流約6kmの八千代橋上流300m区間)
自然再生試験計画内容図
フラッシュ放流時の状況
自然再生試験箇所(ダム下流約6kmの八千代橋上流約300m区間)
フラッシュ放流中の導水部 フラッシュ時の旧河道 フラッシュ時の旧河道末端部
フラッシュ放流中の導水部 フラッシュ時の旧河道 フラッシュ時の旧河道末端部
置土箇所(ダム下流約9kmの君が代橋上流約1km地点) ※置き土量約100m3
フラッシュ放流前 フラッシュ放流中 フラッシュ放流後
フラッシュ放流前 フラッシュ放流中 フラッシュ放流後
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