*平成14年7月10日、台風6号により、日本海に停滞していた梅雨前線と相まって九頭竜川上流の九頭竜ダム上流域での総雨量が、約
409mmを記録しました。
*10日9時には、九頭竜ダムの最大流入量が約1,679m3/sと、計画高水流量1,500m3/sを超え、ダム管理開始(昭和43年)以来、最大の流入量を記録しました。
*九頭竜川の基準地点の中角地点での最高水位は6.25mを記録、指定水位を約1.25m上回りました。
*もしも、九頭竜ダムが「なかったら」、中角地点では警戒水位(7.5m)を1.1m上回ったものと想定されます。
*また、九頭竜ダム直下流、和泉村朝日の角野橋付近の国道158号線は出水による交通規制を余儀なくされ、和泉村の中心市街へ流れ込んでいた危険な状況であったと推定されます。
|