ダムからの放流により、約200立方メートルの砂を全て流掃する事が出来た。
魚類の餌となる付着藻類の生育環境改善のために、水に押し流される砂が石に着いた藻類やシルトを剥離させるのが目的。
今回のダム上流の砂をダム下流河川に置いて、流下させる事は、総合的な土砂管理として土砂供給と言う観点から注目されているものでもある。
今後は水質及び生物調査等の試験結果をとりまとめ、詳細な評価は平成17年1月に、真名川ダム弾力的管理検討委員会(委員長:角 哲也 京都大学大学院 工学研究科助教授)に諮る。また、九頭竜川流域委員会にも報告する。
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