H17.09.02 14:00 記者発表資料より
真名川ダム湖内での水面変色について(第2報)


  • 9月1日に確認した水面変色の原因はミドリムシ藻類のユーグレナ属によるものと判明しました。

  • 9月1日午後2時頃、真名川ダム管理支所職員がダム湖周辺の巡視中に確認した、水面の変色の原因がわかりましたのでお知らせします。
  • 昨日(1日)変色箇所で採水を行い、(財)北陸公衆衛生研究所で分析した結果、変色の原因は、ミドリムシ藻類の「ユーグレナ属」によるものであることが判明しました。
  • ユーグレナ属は、極めて普通に見られ特に水田などの浅い水域や、やや汚染された水域に多く見られ、時には大発生して水の色を変えることもあります。 細胞は、1本の鞭毛をもち単体で浮遊し、細胞の大きさは30〜100μm程度です。
  • 同研究所によりますと、このユーグレナ属には毒性がなく、人体や魚類等に影響をあたえることはないとの見解です。
  • なお、昨日は真名川ダムから約4km付近(若生子大橋付近)までの範囲で発生していましたが、本日9時の現地確認では、若生子大橋付近のみでしか確認できず、昨日よりは減少していました。



ミドリムシ藻類ユーグレナ属の顕微鏡写真