京都迎賓館の工事写真を掲載してまいります。
みなさまとのコミュニケーションを図り、より一層の深いご理解とご協力を得られますよう「コミュニケーションレター」を発刊いたしております。
【経緯】
平成6年10月25日の閣議において、我が国の歴史、文化の象徴として国際的にも広く知られる京都の地に、海外からの賓客の接遇を行う国の迎賓施設を建設することが決定され、設置場所として京都御苑内・京都御所の東・饗宴場跡地が選ばれました。
【計画の基本的考え方】
周辺環境および景観との調和を図り、迎賓施設としての利便性・快適性に配慮するとともに、賓客に和風の空間を体験していただくことにより、我が国の歴史・文化への理解をより深めていただくことに主眼が置かれています。
【施設設計主旨】
周辺の歴史的景観および自然環境に配慮して、基本的に平屋建てとし、緩やかで高さを抑えた入母屋造りの屋根と、築地塀を周囲に巡らせ、品格ある和風の佇まいとなるよう心掛けています。また、我が国の気候風土、精神文化に深く根ざした、清らかな水を中心とする庭を、施設が巡る構成とし、室内外が一体となった空間構成としています。
【伝統的技能の活用】
現代の和風建築を創るため、最新の材料・技術を積極的に活用するとともに、長い時間の中で磨かれてきた伝統的な技能を現代の感性をもって活用しています。
【施設概要】
施設名称
京都迎賓館(仮称)
建設場所
京都市上京区京都御苑23(京都御苑内)
敷地面積
約20,000平方メートル
構 造
鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造及び鉄骨造)
階 数
地下1階、地上1階 (一部2階)建
延床面積
約16,000平方メートル
屋根形状
入母屋屋根(一部切妻屋根) 緩勾配 金属板葺き
最高軒高
約 7.6m
施設内容
会議会談、晩餐、和食会食、宿泊及び管理部門
築 地 塀
じゅらく壁 瓦葺き
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