文化財検討委員会

○設立趣旨
 京奈和自動車道大和北道路の計画については、奈良県奈良市・大和郡山市を中心に大和平野の「東側、中央、西側エリア」の幅広い範囲においてルート・構造の検討を進めており、ルート・構造の基本方針の決定にあたっては、市民参画による計画策定手続き(PIプロセス)を計画しています。
 PIプロセスに先立ち、国道24号奈良バイパス周辺を中心とした「中央エリア」の北部地域は、世界文化遺産の「平城宮跡」をはじめとするきわめて重要な文化財が数多く存在しており、文化財の保全等の観点より、埋蔵文化財や地下水の現況を正確に把握したうえで、道路建設が及ぼす影響を検討する必要がある。
 このため、地下水検討委員会の検討結果等を踏まえつつ、道路建設における埋蔵文化財保護の観点からの配慮事項について専門家の御意見をいただき、PIプロセス導入時の基礎資料とするために文化財検討委員会を設置するものである。




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