第30回世界遺産委員会での「大和北道路」の審査について

平成18年7月12日

 

 「第30回世界遺産委員会」(7/8〜7/16、開催地:リトアニアの首都ヴィリニュス)において「古都・奈良の文化財」の、保全状況について審査されました。
 今回の委員会では、交通渋滞解消について大和北道路が果たす役割を明確にしたことや、地下水位に対するトンネル建設の影響を分析したこと等について、日本国政府の努力を評価されました。また、今回の決議で要請された内容については、引き続きユネスコと意見交換を行い対応してまいります。
 国土交通省としては、今後とも関係機関と連携しつつ、引き続き地域住民への情報提供を行い、幅広くご意見を伺いながら、貴重な文化財の保全と調和のとれた大和北道路計画を進めてまいります。

【問い合わせ先】
国土交通省 近畿地方整備局 道路部
電話:06-6942-1141(代表)