第31回世界遺産委員会での「大和北道路」の審査について |
平成19年7月12日 「第31回世界遺産委員会」(6/23〜7/2、開催地:ニュージーランドのクライストチャーチ)において、「古都・奈良の文化財」の保全状況について審査されました。今回の委員会では、日本政府が平成19年1月に世界遺産委員会へ報告した対応方針に留意し、選定したルートについては満足できる結果として評価されました。 また、高速道路の建設によって、文化遺産の価値を失うような地下水位の変動を起こさないためにも環境影響評価に対する意見や技術検討結果について慎重に検討するよう要請されました。 今回の決議で要請された内容については、引き続きユネスコと意見交換を行い対応してまいります。 国土交通省としては、今後とも関係機関と連携しつつ、引き続き地域住民への情報提供を行い、幅広くご意見を伺いながら、貴重な文化財の保全と調和のとれた大和北道路計画を進めてまいります。
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