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事務局から、第2回委員会での課題の検討結果について、以下のとおり報告があった。
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1. 解析精度の向上のための解析条件の設定
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・事前降雨条件の設定 ・モデルの北側境界部の条件設定 ・予測解析の実用性を高めるための条件設定(トンネル透水係数の設定)
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2. 過去の気象条件の再現(渇水年)
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3. 地下水位変動時の土中の水分状態の検討
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4. 今後の検討方針
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・今回確認した各種設定条件を使用し、道路建設による地下水影響の予測解析を実施する
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2) |
討議内容
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○北側の境界条件や事前降雨の与え方を見直し、より現実に近いと思われる条件を設定して計算することとした。
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○トンネルについては、適切な工法の選定及び適切な施工の確保を前提として、漏水はしないものとして計算することを確認した。
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○過去の渇水年の気象条件で解析した結果、地下水位が平年に比べて2〜3m程度低下した可能性があると推定された。
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○地下水位の低下が土中の水分量の変化におよぼす影響について検討方法を議論した。
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○次回の委員会では、本日確認された各種条件を用いた解析結果や調査検討結果を提示し、道路建設時の地下水への影響についての予測・評価を行うこととした。
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