概要
近畿地方整備局では、伝統的な工法の担い手確保に資するため、平城宮跡の「平城宮跡第一次大極殿院南門復原整備工事」で伝統的な工法に携わる職人の方々をホームページにて紹介します。
○特別史跡であり、世界遺産「古都奈良の文化財」のひとつである平城宮跡で実施している「平城宮跡第一次大極殿院南門復原整備工事※」では伝統的な工法の技が多く必要とされます。伝統的な工法は、本工事以外の様々な工事でも必要とされますが、その技の伝承と技能を継承する担い手の確保は重要な課題です。
○近畿地方整備局では担い手確保に資するため、「平城宮跡第一次大極殿院南門復原整備工事」で、伝統的な工法に携わる職人の方々を、技の魅力とともに、以下のとおりホームページにて紹介することとし、今回、木工事についての紹介を掲載しました。
1.掲載先
http://www.kkr.mlit.go.jp/build/policy/other/ninaite.html
2.掲載内容
(1)平城宮跡第一次大極殿院南門復原工事に携わる職人の方の「名簿」を掲載
(2)名簿掲載の方々の中から、数名程度、インタビューの内容を掲載
○今後、順次、各伝統的な工法に携わる職人の方々の紹介を行っていく予定です。
※「平城宮第一次大極殿院」は奈良時代前半、国家で最も重要な儀式が行われていた空間であり、南門は第一次大極殿院の正門です(2022年春に完成予定)。