概要
12月10日、淀川水系一庫大路次川(一庫ダム貯水池内)において油膜が確認されましたが、現時点で影響報告はありません。
○12月10日15時30分頃、一庫ダム管理所巡視委託者から兵庫県川西市国崎地先の一庫大路
次川で油膜のようなものがみられると水資源機構一庫ダム管理所へ報告がありました。
○同日16時00分頃、一庫ダム管理所の巡視船にて現地確認を行ったところ、10m×10m程度
の薄い油膜を確認しました。
○油膜発見場所(ダム貯水池内)より下流への流出のおそれはありませんが、一庫ダム管理所
はダムの選択取水口を20m下げる操作を行い、流出防止対策を実施しました。
○12月11日8時00分頃、一庫ダム管理所が現地確認を行い、水深約6mのダム貯水池の底か
ら油が浮き出てている状況を確認。油膜発生箇所の上下流にオイルフェンスを設置し、吸着
マットにて油膜の回収作業を行い、拡散防止対策を実施しています。
○猪名川本川への流出は確認されていません。
○現時点において原因は不明のため、現在、一庫ダム管理所において調査中。
○神崎川水質汚濁防止連絡協議会を通じて関係機関には連絡済みです。
○現時点で利水者からの影響報告はありません。
○魚の斃死等の異常は確認されていません。
○特段の状況変化がない限り、これで終報とします。