概要
「流域治水」の取組を推進するため、水系ごとに流域治水協議会を開催し、河川整備の一層の推進に加え、流域のあらゆる関係者が協働して行う対策も含めた治水対策の全体像を「流域治水プロジェクト」としてとりまとめました。今後、「流域治水」の現場レベルでの取組を本格的に開始します。
近年、全国各地で豪雨が激甚化・頻発化しており、流域全体を俯瞰し、国、流域自治体、企業等のあらゆる関係者が協働して取り組む治水対策「流域治水」を推進していくことが必要です。
このたび、近畿管内の全ての一級水系と、一部の二級水系（大阪府佐野川、兵庫県武庫川）において、流域治水の検討を進めて、流域治水プロジェクトをとりまとめました。
【一級水系】新宮川、紀の川、大和川、淀川、加古川、揖保川、円山川、由良川、北川、九頭竜川
【二級水系】大阪府佐野川、兵庫県武庫川
※とりまとめた一級水系および二級水系の流域治水プロジェクトは、別紙記載のホームページよりご覧いただけます。
また、和歌山県日高川水系では、二級水系流域治水プロジェクトとりまとめに向け、中間報告を公表しています。
今後も検討を継続し、以下の方針により、対策の充実を図っていきます。
①今回は、河川管理者が実施する対策として、現行の河川整備計画に基づき反映していますが、今後、河川整備計画を変更した場合は、それにあわせて流域治水プロジェクトの見直しを行います。
②他の関係機関の計画等が変更された場合も同様です。
③今後、新たな関係者にも広く参加を呼びかけることから、新たな関係者の計画も反映していきます