概要
CONPASは、コンテナターミナルのゲート前混雑の解消やコンテナトレーラーのターミナル滞在時間の短縮を図ることでコンテナ物流の効率化及び生産性向上を実現することを目的として、国土交通省が開発しました。
今般、大阪港DICTにおいて、令和4年1月の第1回CONPAS試験運用に引き続き、令和4年8月~9月に第2回試験運用を実施しました。今回は、輸入コンテナ(搬出・実入り)を対象に、第1回試験運用より参加店社の規模を拡大し、阪神港において初めての試みである60分枠を基本とした来場時間の予約制のもと、待機場を活用した試験運用を実施しました。
試験運用の結果、当該運用が支障なく機能することを確認しました。また、CONPASに期待される効果の一つであるゲート処理時間の削減効果について検証したところ、CONPASを利用しないトレーラー(通常車両)と比較し、CONPASを利用したトレーラー(CONPAS車両)は、トレーラー1台あたりのゲート受付時の処理時間が60秒削減されたことを確認しました。(通常車両:平均69秒/台、CONPAS車両:平均9秒/台)
<試験運用の概要>
1.日 時:令和4年8月22日(月)~令和4年9月2日(金)
2.実施場所:大阪港 夢洲コンテナターミナル(DICT)(C10のINゲート~待機場)
3.実施内容:
営業コンテナ(輸入コンテナの搬出・実入り)を対象としたゲート処理の運用
・効率化の検証、具体の来場時間の予約制の試行、待機場を活用した運用ルールや動線の確認
4.実施結果等
別紙のとおり