概要
阪神港におけるCONPAS※1試験運用については、これまで、輸入コンテナ(搬出・実入り)を対象に神戸港PC-18・大阪港DICTで各2回実施してまいりました。
今般、阪神港では初となる輸出コンテナ(搬入・実入り)を対象としたCONPAS試験運用を神戸港PC-18で実施します。 今回の試験運用では主に、コンテナ搬入情報の事前照合機能の動作確認を行います。コンテナ搬入情報の事前照合機能とは、ドライバーが持つコンテナ搬入票の情報と、ターミナルが持つTOS※2の情報を、コンテナのターミナルゲート到着前に照合する機能であり、これにより搬入票の記載不備等を削減し、ゲート受付時の処理時間の短縮によるゲート前混雑の削減を目指します。
※1 CONPASは、コンテナターミナルのゲート前混雑の解消やコンテナトレーラーのターミナル滞在時間の短縮を図ることでコンテナ物流の効率化及び生産性向上を実現することを目的として、国土交通省が開発したシステム
※2 ターミナルオペレーションシステム
<試験運用の概要>
1.日 時:令和4年11月15日(火)、16日(水)
2.実施場所:神戸港 PC-18 上組コンテナターミナル
3.実施内容:
輸出コンテナ(搬入・実入り)を対象に以下を実施
・コンテナ搬入予約機能の動作確認
・コンテナ搬入情報の事前照合機能の動作確認
(15日(火)はダミーコンテナのデータ、16日(水)は営業コンテナを用いて試験運用を実施)
4.参加店社数:海運貨物取扱業者:1社、海上コンテナ輸送事業者:5社