概要
10年に一度の調査を実施
総トリップ数は平成12年をピークに減少傾向、平成22年から約14%減少
京阪神都市圏交通計画協議会では、令和3年9月~11月にかけて「人の動き」を調査する「第6回近畿圏パーソントリップ調査」を実施し、約10万世帯、約19万人の方から回答を頂きました。調査対象者の皆様にはご協力いただき、誠にありがとうございました。現時点での集計結果を「中間報告」としてとりまとめました。
【パーソントリップ調査とは】
パーソントリップ調査(パーソン=人、トリップ=動き)とは、「いつ」「どこから」「どこまで」「どのような人が」「どのような目的で」「どのような交通手段を利用して」移動したのかについて調査し、人の1日のすべての動きをとらえるものです。
人の動き(地域別・交通手段別等の交通実態)を総合的に把握する唯一の調査であり、交通計画、道路計画、防災計画等の検討のための基礎資料として活用されています。
【第6回調査 集計結果の概要】
今回の集計結果の主な特徴は以下のとおりです。
①総トリップ数は減少傾向、前回平成22年から約14%減少(P3)
②外出率は減少傾向、前回平成22年から約6.2%減少(P4)
③1人1日当たりのトリップ数は減少傾向、夜間人口あたり1.95(トリップ/人日)、外出人口あたり2.65(トリップ/人日)(P5)
④移動目的別の生成量は、出勤のみ増加、それ以外は減少(P8)
⑤新型コロナウイルス感染症による影響として、感染拡大前に対して活動頻度が減少(P11)
【京阪神都市圏交通計画協議会の構成】
国土交通省近畿地方整備局、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、京都市、大阪市、堺市、神戸市、国土交通省近畿運輸局、西日本高速道路(株)関西支社、阪神高速道路(株)、(独)都市再生機構、関西鉄道協会、近畿バス団体協議会
※第6回近畿圏パーソントリップ調査結果の中間報告は以下のホームページからもご覧いただけます。
【京阪神都市圏交通計画協議会ホームページ】
http://www.kkr.mlit.go.jp/plan/pt/index.html