2023年3月16日

沿線の3つのニュータウンで住宅開発、企業進出が進展
~一般国道26号 第二阪和国道・和歌山岬道路の整備効果~

概要

 平成29年4月1日に全線開通(暫定2車線)した第二阪和国道・和歌山岬道路が開通から5年経過しました。
 この度、開通後の整備効果をとりまとめましたので、お知らせします。

 

■開通による整備効果
〇開通後の交通状況変化
・並行する和歌山阪南線(旧国道26号)の交通が転換⇒交通量が最大7割減少
・和歌山市内から関西国際空港までの所要時間が84分⇒52分に短縮

〇沿線地域の住宅開発、企業進出の進展に貢献
・両道路の延伸に伴い、沿線の3つのニュータウンで住宅開発、企業進出が進展
・平井ランプ周辺(ふじと台地区)では、第二阪和国道で最初の部分開通時と比較して住宅契約戸数が約18倍に増加
・箱作ランプ周辺(阪南スカイタウン)では、全線開通後に新たに5社の企業が進出

〇物流の定時性向上
・大阪府と和歌山県間の輸送時間の定時性向上により、ドライバーの負担軽減、運行の安全性向上に寄与
 所要時間のばらつき:【開通前】16分⇒【開通後】12分

〇災害時の代替路としての機能の発揮
・並行する阪和自動車道の通行止め時には、第二阪和国道が府県間を結ぶ代替路としての機能を発揮

■事業完了後の課題への対応
・開通後に発生した隣接交差点の渋滞に対して令和4年11月に左折レーン延伸等の交差点改良を実施

問い合わせ先

国土交通省 近畿地方整備局 浪速国道事務所
副所長 竹井 宏和
計画課長 大森 功一
 電話06-6581-1802(代表)