国土交通省は、令和5年3月31日付けで、全国で新たに4箇所の河川防災ステーションを登録しました。そのうち、近畿地方整備局と奈良県安堵町が連携した「窪田地区河川防災ステーション」が登録となりました。
　併せて、「名張川河川防災ステーション」が地域活性化や賑わい創出への寄与に期待される「名張川MIZBEステーション」として登録されました。

【河川防災ステーション】
○河川防災ステーションは、洪水時等の緊急対応を迅速に行うため、市町村等と河川管理者が連携し、コンクリートブロック等の資材の備蓄や水防団の安全な待機場所などを集約して整備するものです。平常時には地域の人々の交流や憩いの場として、また河川を中心とした文化活動の拠点として大いに活用される施設です。

○奈良県安堵町にて、遊水地と一体となった「窪田地区河川防災ステーション」が新たに登録され、令和5年度より、整備に向けた詳細な設計や、用地取得等に着手します。

【MIZBEステーション】
○河川防災ステーションに地域連携機能を加え、市町村等と連携し地域活性化や賑わいの創出への寄与が期待される「MIZBEステーション」として登録します。
災害時と平時両面の機能を併せ持つ、地域の賑わいの核となり、地域活性化に寄与することが期待されます。

○今回、全国で地域活性化や賑わいの創出に寄与する「MIZBEステーション」が11箇所登録され、近畿地方整備局管内第一弾として、「名張川MIZBEステーション」が登録されました。