2023年8月16日

人工衛星(だいち2号)により天然ダムの発生や土砂を捕捉した砂防堰堤を迅速に調査
~台風7号における大規模土砂災害の発生調査実施~

概要

 台風第7号により、8月14日から紀伊山系では、大雨が発生しています。このため、台風通過後の
16日深夜より、人工衛星による地表観測を行い天然ダムの発生調
査と土砂を捕捉し、除石が必要となった砂防堰堤がないか点検を実施します。

 

1.日時

 令和5年8月16日(水) 深夜に地表観測及び結果に基づく調査を開始

 ※衛星による観測が予定通り実施できない場合があり、延期の可能性もあります
 

2.概要(※別紙参照)

 ・JAXA衛星「だいち2号」により、紀伊半島の地表のデータ(反射強度)がわずか数十秒で観測されます

 ・今回観測するデータに対して、過去の観測とのデータの変化を分析し、天然ダムの発生を確認します

 ・砂防堰堤の上流とその谷筋で、データの変化の有無を確認し、緊急に除石が必要な堰堤が存在するか
  点検します
 

3.取材について

  マスコミ関係者で取材を希望される方は、電子メール(kkr-sankei-otayori@mlit.go.jp)もしくは
 FAXにてご連絡下さい。

問い合わせ先

国土交通省 近畿地方整備局 紀伊山系砂防事務所
 副所長(技術) 小原 雅彦(こはら まさひこ)
 調査課長    岸本 優輝(きしも とゆうき)
 建設専門官   日朝 洋明(ひあさ ひろあき)
 電話0747-25-3111(代表)  FAX 0747-25-3110