2023年8月18日

人工衛星(だいち2号)により天然ダムの発生や土砂を捕捉した砂防堰堤を迅速に調査
~台風7号における大規模土砂災害の発生調査結果について~

概要

 台風第7号により、8月14日から紀伊山系では、大雨が発生しています。このため、台風通過後の
16日深夜より、人工衛星による地表観測を行い天然ダムの発生調
査を実施しましたので、結果を報告いたします。

 

1.結果概要(※別紙参照)

 ・JAXA衛星「だいち2号」により、紀伊半島の和歌山県側の地表データ(反射強度)
  を取得しました。

 ・今回、観測されたデータに対して、過去の観測とのデータの変化を分析し、紀伊半島の
  和歌山県側では、天然ダムが発生していない可能性が高いことを確認しました。

  ※今回の調査結果については、あくまで速報のため今後変更する可能性があります。


2.取材について

  マスコミ関係者で取材を希望される方は、電子メール(kkr-sankei-otayori@mlit.go.jp)
 もしくはFAXにてご連絡下さい。

問い合わせ先

国土交通省 近畿地方整備局 紀伊山系砂防事務所
 副所長(技術) 小原 雅彦(こはら まさひこ)
 調査課長    岸本 優輝(きしも とゆうき)
 建設専門官   日朝 洋明(ひあさ ひろあき)
 電話0747-25-3111(代表)  FAX 0747-25-3110