概要
道路法面からの落石が確認されたため、10月12日(木)3時頃から国道42号東牟婁郡那智勝浦町浦神地内にて片側交互通行を行っておりますが、本日、道路防災ドクターによる現地調査・診断を実施しましたので、その結果についてお知らせします。
道路防災ドクターの診断内容
○今回の事象の原因について
現段階では、詳細な原因を特定することはできないが、誘因として亀裂面の風化が進行したことに
より崩壊し落石に至った可能性が指摘される。
○応急対策について
落石の撤去に加えて、不安定な岩塊はできる限り撤去すること。また、ロープ掛工、防護網を施すこ
とにより崩壊のリスクを低減することで、片側交互通行を解除して良い。
○恒久対策について
応急対策後現地調査を行い、対策工の比較を行ったうえで決定すること。
なお、今回の診断結果については、本日の現地調査で得られた情報に基づくものであり、
今後の調査等の新たな情報等により、診断結果が変更になる可能性があります。
※道路防災ドクターとは
災害等により損傷した施設等の調査・復旧方法や道路施設の機能保全に必要な対策及び管理計画
等に関する指導や助言を頂く高度な技術や専門的知識を有する学識経験者
■管内の状況、雨量状況について
●道路情報提供システム<http://www.road-info-prvs.mlit.go.jp/roadinfo/pc/>
●紀南河川国道事務所X(旧ツイッター)<https://twitter.com/mlit_kinan>
●紀南河川国道事務所ホームページ<https://www.kkr.mlit.go.jp/kinan/>