概要
国道417号冠山峠道路は、岐阜県・福井県の交通不能区間の解消による安定した通行の確保
を目的として、国直轄権限代行により整備を行い、令和5年11月19日に開通しました。
この度、開通後の冬期における交通状況や沿線施設の利用状況について取りまとめました
のでお知らせします。なお、冬期以外の効果等については、今年の夏頃に取りまとめる予定
です。
■開通による整備効果
【1.冬期の交通状況】
(1)通行止め日数の変化(11月19日~3月19日:121日間の前年比較)
開通前121日→開通後3日
(2)交通量の変化
平日昼間12時間: 開通前 冬期通行止め(0台)→開通後789台/12時間(R5.12.14(木))
休日昼間12時間: 開通前 冬期通行止め(0台)→開通後526台/12時間(R6.1.14(日))
(3)池田町~揖斐川町間の所要時間の変化
平日朝夕時間帯:開通前149分(北陸道・名神ルート)
→ 開通後83分(冠山峠ルート) 約66分短縮(約44%短縮)
【2.冬期の沿線施設の利用状況】※前年との比較
(1)まちの駅『こってコテいけだ』(福井県池田町)
来場者数(2ヶ月(12/1~1/31)) 開通前約6,300人→開通後8,300人 約1.3倍
県外利用割合( 2ヶ月(12/1~1/31休日) ) 開通前3%→開通後26% 約9倍
(2)道の駅『星のふる里ふじはし』(岐阜県揖斐川町)
来場者数(2ヶ月(12/1~1/31)) 開通前約6,900人→開通後12,300人 約1.8倍
県外利用割合( 2ヶ月(12/1~1/31休日) ) 開通前23%→開通後36% 約1.6倍