概要
○ 今冬、福井圏域では「ラニーニャ現象」の影響により、日本海側を中心に降雪量が多く
なることが予想されています。
○ 過去「ラニーニャ現象」が発生した平成29年度及び令和2年度の冬には、北陸道や国
道8号において大型車の立ち往生等を契機に、大規模な渋滞・滞留が発生しています。
○ これらの教訓を踏まえ、関係機関と連携して雪害対応に取り組んできましたが、今回あらた
めて道路利用者や地域の安全・安心の確保、物流への影響の軽減を図るため雪害対応につ
いてとりまとめました。
○ この対応については「大雪に関する緊急記者発表」等により、北陸道のうち福井圏域で
大雪に起因する通行止めが予測される場合、もしくは通行止めが発生した場合に適用し
ます。
【ポイント】
(1) 規制の基本的な考え方
・高速道路はスムーズな広域迂回及び福井県内への流入抑制の観点で、規制区間を
設定
・高速道路と同時通行止めを行う並行国道は、高速道路の除雪基準超過区間と並行
する区間を基本とし、且つ高速道路からの流出車両により渋滞が予想される区間
を追加。
(2) 具体的な通行規制区間・・・【別紙1】
過年度の大雪時の実績・課題を踏まえて、通行規制区間を設定
(3) その他
・降雪基準だけでなく低速車両の車列やスタックの発生状況も踏まえ適用。
・交通集中や除雪作業に影響を及ぼさない範囲から段階的に解除を実施。
・国道を優先して解除する場合における連携強化。
・高速道路上での滞留車の発生時は、中央分離帯開口部からのUターンを実施。
・CCTV画像を道路管理者間で共有。
・福井圏域のみならず広域的な事前周知を実施。
■一般ドライバー及び荷主を含む物流業界の皆様へのお願い
・大規模なスタックは12月後半に一番多く発生しています。まだ冬用タイヤに交換
できていない方は、ただちにタイヤ交換をお願いします。
・報道や各種HP にて大雪の可能性がある情報を得た場合は、外出を控えていただくと
ともに、荷主を含む物流業界においては「運行経路の変更」・「運行の中止」のご検
討をお願いします。