2025年2月6日 兵庫国道

一般国道176号名塩道路の工事状況について
~硬質岩出現・設計見直しを含めた検討のため開通時期を見直し~

概要

〇一般国道176号名塩(なじお)道路(延長10.6km)の城山(し ろま)
 区切土工事において、工事用道路の
掘削中に大きな岩塊の落下や硬質岩が出現する
 など、当初想定していない地山状況で
あることから、詳細な地質調査(亀裂の範囲
 や岩の強度、風化の程度等)を実施し、地山
全体の岩特性と分布を把握する必要が
 生じました。
〇追加調査した結果、亀裂の多い表層下の浅い位置に硬質岩が広く分布していること
 を確認
しました。
有識者検討会で対応を確認したところ、以下の意見をいただきました。
  当初予定している上下同時作業は岩塊落下の危険があるため、上下作業は避け
  安全
に施工するべき。
  切土作業の硬質岩への対応は、軟岩よりも相当な時間を要する。
  今後の対応として、設計を見直すことも有力な選択肢。
〇有識者の意見を踏まえ、設計の見直しも含めた検討が必要となり、その結果、令和
 8年春
開通予定(西宮にしのみや)市塩瀬町(しおせちょう)~生瀬町(なまぜ
 ちょう)
:延長2.2km)としていた開通時期の見直しが必要となりました。
○見直し後の開通時期については、今後の設計見直しも含めた検討状況を踏まえて工
 程
精査し、改めてお知らせします。

■開通時期の見直し(西宮(にしのみや)市塩瀬しおせちょう)~生瀬町(なまぜちょう):延長2.2km)
 <現在>         <見直し後>
 令和8年春開通予定  ⇒  工程精査中

問い合わせ先

近畿地方整備局 兵庫国道事務所
 副所長  松下 幸男(まつした ゆきお)
 計画課長 桑野 豊 (くわの ゆたか)
 TEL:078-334-1600(代表)