交差点改良、歩道整備

交通事故重点対策・交通安全施設等整備

■より安全に通行できる道路空間へ
大阪府下における令和3(2021)年の交通事故死亡者数は、昨年の124人から140人で平成27(2015)年から令和2(2020)年まで減少してきましたが、昨年より増加しており、全国2位と非常に高い人数となっています。また、死者数の内訳を見ると、65歳以上の高齢者が48%、自転車乗車中・歩行中が50%となっています。
大阪国道事務所では、このような状況を踏まえ、交通事故が多発している箇所や渋滞箇所の解消を目指し、以下のような事業を実施していきます。

一種事業

一種事業とは、道路を改良して交通環境の改善を図る事業であり、歩道・横断歩道橋の整備、バリアフリー対応工事等により、歩行者等の安全な通行を確保するとともに、交差点改良工事により、渋滞緩和や事故削減を図ります。
安全で快適な歩行空間を確保するために、歩道新設・拡幅、段差解消及びバリアフリー化を実施します。

歩道等

■令和4(2022)年度実施事業
路線名事業名箇所名延長・箇所数箇所名
1大阪 1号交通安全対策城東(じょうとう)地区歩道整備0.1 km大阪市 城東区
25大阪 25号交通安全対策老原西口(おいはら にしぐち)~太子堂(たいしどう)歩道整備0.7 km大阪府 八尾市
26大阪 26号交通安全対策岸里(きしのさと)地区歩道整備0.1 km大阪市 西成区
26大阪 26号交通安全対策泉南市信達牧野(しんだちまきの)地区歩道整備0.39 km大阪府 泉南市
43大阪 43号交通安全対策弁天町駅前(べんてんちょうえき まえ)交差点バリアフリー化整備1 箇所大阪市 港区
43大阪 43号交通安全対策出来島(できじま)地区歩道整備1 箇所大阪市 西淀川区
171大阪171号交通安全対策南芥川(みなみあくたがわ)地区歩道整備0.18 km大阪府 高槻市

歩道整備の主な事例

国道 25号
柏原市国分本町自歩道整備

柏原市国分本町地区の国道25号は小学校指定の通学路で、交通バリアフリー法における重点整備地区の特定道路に指定されています。本事業では、歩道が整備されていない区間に歩道を設置し、安心して通行できる歩行空間を確保しました。

現  況

現  況

完  成

完  成

交差点改良

交通事故の多い交差点において、交通事故の削減を目的に、交差点改良を実施します。

■令和4(2022)年度実施事業
路線名事業名箇所名延長・箇所数箇所名
1大阪 1号交通安全対策東天満( ひがしてんま)交差点改良1 箇所大阪市 北区
25大阪 25号交通安全対策四天王寺前( してんのうじまえ)交差点改良1 箇所大阪市 天王寺区
26大阪 26号交通安全対策幡代北(はたしろきた)交差点改良1 箇所大阪府 泉南市
171大阪171号交通安全対策野田(のだ)交差点改良1 箇所大阪府 高槻市
171大阪171号交通安全対策富田丘町西(とんだおかまち にし)交差点改良1 箇所大阪府 高槻市
171大阪171号交通安全対策西河原(にしがわら)交差点改良1 箇所大阪府 茨木市

交差点改良の主な事例

国道171号
高槻市大畑町(たかつきしおおはたちょう)交差点改良

大畑町交差点は、国道171号と、府道が交差する大規模な交差点で、右折レーンが未整備のために交通が渋滞し、急な車線変更を誘発することによって、接触や追突の事故が発生していますので、右折レーンの新設を実施しました。

整備前

整備前

整備後

整備後

二種事業

二種事業とは、道路付属物を設置して交通環境の改善を図る事業であり、道路標識や区画線、防護柵等の設置により、安全な交通を確保するとともに、案内情報板の設置(更新)により、わかりやすい道路情報をお知らせすることで交通の円滑化を図ります。

区画線の整備

交通の安全・円滑化を目的とした区画線を整備します。

区画線の整備

※整備イメージ

標識の整備

来訪者にわかりやすい英語表記を整備します。

来訪者にわかりやすい英語表記を整備します。

※整備イメージ

事故防止の注意喚起を目的とした標識を整備します。

事故防止の注意喚起を目的とした標識を整備します。

※整備イメージ

防護柵の整備

事故防止を目的とした防護柵を整備します。

事故防止を目的とした防護柵を整備します。

※整備イメージ

情報板の整備

情報板を、視認性の高いLEDを使用したものに改修します。

情報板を、視認性の高いLEDを使用したものに改修します。

※整備イメージ

自転車通行空間の整備

歩行者と分離された自転車通行空間を整備します。

歩行者と分離された自転車通行空間を整備します。

※整備イメージ