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 近畿は、長らく我が国の政治・経済の中心であったため、各時代の資産や景観が今に引き継がれている。各地の「まち」や「むら」には、自然と歴史とが織り成してきた景観が、時代の流れの中で途絶えることなく生き続けてきた。
 そのような景観を尊重するとともに、各時代に創出され、継承されてきた美を再発見し、再生・復元し、守り、活かすことが重要である。
 どの時代においても、その時代の技術や価値観のもとに、新しい美の創出が試みられ、その成果が現在にも残されてきている。このように、新たな美を発見し創出することにより、歴史的な景観と新しくつくられる景観との魅力的な融合を図る必要がある。
 土木構造物や建築物などの施設は、長い時間の経過の中でも評価に耐えるべきものであり、新しい技術も活用し、時間をかけて周辺環境と調和させ、美しい景観が創出できるよう配慮する必要がある。
     

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