水辺は、都市における貴重なオープンスペースであり、自然豊かな場でもあることから、景観を考える上で重要な要素である。水辺は古くより人びとの暮らしと密接な関係を持ち、橋のある水辺の風景などは、文学作品や舞台芸術、絵画に取り上げられてきた。
一方、緑は、人間社会と自然とをつなぐ重要な要素であり、街路樹や公園、緑地などが都市にうるおいを与える役割を担っている。
都市や地域の景観を考えるにあたっては、山系や水系といった広域的な自然の中での位置付けを確認しつつ、多様な水辺や緑を守り、再生・創出していくことが重要である。
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