「大和川・石川クリーン作戦」を開催(河内長野市ほか)
大和川・石川流域において、流域住民の方々の参加による「大和川・石川クリーン作戦」が実施されました。
この行事は、流域住民の方々と沿川市町村、大阪府、近畿地方整備局が一体となって取り組むことで、河川美化や愛護の意識を高めて頂くとともに、大和川・石川流域の水質改善を図ることを目的としています。平成9年より毎年開催され、今回で11回目(平成13年は雨天中止)となりました。
今年は流域約70会場で過去最高の約1万9千人が参加し、2tトラックで120台分以上のごみを回収しました。このうち、今年のメイン会場である河内長野市の石川河川敷では、橋下知事、布村局長等の出席により開催式典が行われ、地元小学生が河川環境に関する学習成果の発表を行った後、知事や局長も参加して河川清掃を行いました。
また、昨年に引き続き大和川や大阪湾のごみが流れ着くといわれる洲本市成ヶ島においても清掃活動を行いました。昨年から参加して頂いている大和郡山市長に加えて、今年は洲本市長も参加され、ごみ袋50袋のごみを回収しました。(淡路島への渡航に当たっては神戸港湾事務所にも協力して頂きました。)
なお、大和川においては、清掃活動をはじめとする地域の方々と行政機関が連携した様々な取り組みにより、年々水質が改善してきており、平成16年にBOD4.6r/lと過去最高の水質を記録し、平成19年においても4.7r/lと過去2番目の水質を記録しました。
平成19年11月には、大阪府域において仔アユの流下やアユの産卵場所が確認されるなど、水質の改善効果が生態系にも現れてきています。 |