近畿地方整備局情報 第50号

発行:近畿地方整備局
関西元気宣言発信運動
平成20年 3月発行

2〜3月の主要行事結果

2月26日(火)

「近畿地方整備局事業評価監視委員会(平成19年度第4回)」を開催(大阪市)

「近畿地方整備局事業評価監視委員会(平成19年度第4回)」を開催(大阪市)

大阪市内において、事業評価監視委員会(委員長:吉川和広京都大学名誉教授他9名の学識者から構成、当日欠席委員3名)を開催しました。

再評価対象事業は、道路事業4件(一般国道8号米原バイパス・一般国道1号桜宮拡幅・一般国道165号大和高田バイパス・一般国道2号神戸西バイパス)、港湾事業1件(神戸港ポートアイランド(第2期)地区国際海上コンテナターミナル整備事業)、河川事業1件(揖保川水系直轄総合水系環境整備事業)の6件について審議をしていただき、いずれの事業も「対応方針案(事業継続)通りでよい」との判断をいただきました。

3月1日(土)

平成19年度淀川舟運フォーラムを開催(大阪市)

平成19年度淀川舟運フォーラムを開催(大阪市)

大阪市都島区の大阪リバーサイドホテルで「平成19年度淀川舟運フォーラム」が開催されました。これは、平成15年11月に決定した都市再生プロジェクト「琵琶湖・淀川流域圏の再生計画」の一環として、淀川の魅力を語り、舟運活性化のあり方を探るものです。

当日はまず、第1部の舟運活性化に向けた事例として、永山伏見観光協会専務理事(兜嚮ゥ夢工房観光担当部長)が、伏見における舟運の取り組みについて紹介し、続いて平尾枚方市立枚方宿鍵屋資料館長が淀川の今昔船旅について語りました。その後、山田大阪シティクルーズ推進協議会会長(大阪水上バス椛纒\取締役)から、同協議会の取り組みについての紹介がありました。

第2部の「淀川の魅力とは?舟運の活性化を図るには?」をテーマにしたパネルディスカッションでは、増田大阪府立大学大学院教授がコーディネーターを務める中、パネリストとして佐伯同志社大学大学院教授、永山専務理事、平尾館長、伴大阪シティクルーズ推進協議会企画委員会委員長(伴ピーアール椛纒\取締役)、加藤(財)大阪21世紀協会チーフプロデューサー、高木開TB西日本国内商品事業部地域統括部長が参加し、「淀川のオンリーワンを掘り起こすべき」や「淀川の劇場化を目指すべき」と言った意見が交わされました。

3月1日(土)

『第1回近畿「子どもの水辺」交流会』を開催(大阪市)

『第1回近畿「子どもの水辺」交流会』を開催(大阪市)

大阪市中央区のエル・おおさかにおいて、第1回近畿「子どもの水辺」交流会(主催:近畿「子どもの水辺」交流会実行委員会)を開催しました。

これには、36団体、約400名が参加し、午前中はグループ別に分かれて日頃の「水辺」における清掃や調査、研究などの活動を子どもから発表。午後は全員が一同に会して「楽しかったこと」「相談したいこと」などを紹介しながら、意見交換、交流を行いました。また水の浄化実験などの体験ブースも設けられ、子どもからは「ほかの団体の発表が聴けてとても勉強になったし、私たちの活動をみんなに知ってもらうことができてよかったです。来年も是非参加したい。」との声が寄せられるなど、いきいきと、楽しんで活動している様子に、未来が光っていました。来年は滋賀県で開催予定です。

3月2日(日)

「大和川・石川クリーン作戦」を開催(河内長野市ほか)

大和川・石川流域において、流域住民の方々の参加による「大和川・石川クリーン作戦」が実施されました。

この行事は、流域住民の方々と沿川市町村、大阪府、近畿地方整備局が一体となって取り組むことで、河川美化や愛護の意識を高めて頂くとともに、大和川・石川流域の水質改善を図ることを目的としています。平成9年より毎年開催され、今回で11回目(平成13年は雨天中止)となりました。

今年は流域約70会場で過去最高の約1万9千人が参加し、2tトラックで120台分以上のごみを回収しました。このうち、今年のメイン会場である河内長野市の石川河川敷では、橋下知事、布村局長等の出席により開催式典が行われ、地元小学生が河川環境に関する学習成果の発表を行った後、知事や局長も参加して河川清掃を行いました。

また、昨年に引き続き大和川や大阪湾のごみが流れ着くといわれる洲本市成ヶ島においても清掃活動を行いました。昨年から参加して頂いている大和郡山市長に加えて、今年は洲本市長も参加され、ごみ袋50袋のごみを回収しました。(淡路島への渡航に当たっては神戸港湾事務所にも協力して頂きました。)

なお、大和川においては、清掃活動をはじめとする地域の方々と行政機関が連携した様々な取り組みにより、年々水質が改善してきており、平成16年にBOD4.6r/lと過去最高の水質を記録し、平成19年においても4.7r/lと過去2番目の水質を記録しました。

平成19年11月には、大阪府域において仔アユの流下やアユの産卵場所が確認されるなど、水質の改善効果が生態系にも現れてきています。

3月7日(金)

「国際物流戦略チーム第4回本部会合」を開催(大阪市)

グランキューブ大阪において、国際物流戦略チーム第4回本部会合(本部長:下妻博(社)関西経済連合会会長)を開催しました。

冒頭、下妻本部長(関西経済連合会会長)から、「国際物流戦略チームは3年間の活動で、大阪湾の一開港化など、成果を上げてきている。今後も関西とアジアを結ぶ効率的な物流ネットワークを形成し、強い産業の育成を目指していきたい。」との挨拶がありました。

本会合では、平成19年度における国際物流戦略チームの取り組み状況や、これまでの産業競争力強化等への取り組みに対する効果及び成果の検証について報告されるとともに、国際物流に関する課題について活発な議論が行われ、引き続き取り組みを進めることの合意が得られました。

3月7日(金)

「国際物流シンポジウム」を開催(大阪市)

「国際物流シンポジウム」を開催(大阪市)

グランキューブ大阪において、「国際物流シンポジウム −更なる連携、大阪湾から世界へ−」(主催:国際物流戦略チーム、後援:産経新聞社)が、開催されました。

本シンポジウムは、大阪湾を中心として更なる広域連携を進め、大阪湾から世界へつながる効率的な物流ネットワークを形成するため、各界の有識者を一堂に会しディスカッションを行いました。

シンポジウムには、約450人が参加し、第1部では、黒田勝彦神戸市立工業高等専門学校校長による、「グローバル経済社会と近畿のインフラ整備」と題した基調講演が行われ、第2部のパネルディスカッションでは、「更なる広域連携、大阪湾から世界へ」をテーマに、(社)関西経済同友会幹事の上村多恵子氏、黒田勝彦氏、矢田立郎神戸市長、布村明彦近畿地方整備局長による熱心な議論が交わされました。

なお、本部会合、シンポジウムについては、国際物流戦略チームのホームページに掲載しておりますので、ご参照下さい。 http://www.pa.kkr.mlit.go.jp/kbutsuryu/top.html

3月下旬の主要行事予定

3月26日(水)

「淀川水系流域委員会(第75回)」の開催

淀川水系河川整備計画原案等について審議が行われます。
(一般傍聴可能です。詳細は http://www.yodoriver.org/

3月30日(日)

「一般国道42号那智勝浦新宮道路の開通式」の実施

一般国道42号那智勝浦道路15.2kmのうち、新宮市三輪崎〜那智勝浦町川関の間8.9kmが、今回「那智勝浦新宮道路」と称して開通します。

事務局から 「近畿地方整備局情報」と管内市町村長へのメールマガジン

「近畿ゆめ通信」を掲載したホームページは
http://www.kkr.mlit.go.jp/plan/maga/index.html です。

「近畿地方整備局情報」等についてのお気づきの点やアドバイス等がありましたら、
近畿地方整備局担当部または広報広聴対策官までお願いします。

(広報広聴対策官 安藤 内線2117)

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