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◇◆ 近畿ゆめ通信 第28号 ◇◆
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◇◆ 本メールマガジンは、近畿地方整備局管内の市町村長様をはじめ、
日頃から当局にご指導等をいただいています団体、個人の方々に
送信させていただいております。
皆様からのご意見ご感想をお待ちしています
yume-tushin@kkr.mlit.go.jp ◇◆
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2004年 8月10日
目 次
1.近畿からアジアへ
近畿地方整備局 副局長 日比 文男
2.スーパー中枢港湾
近畿地方整備局 港湾空港部長 瀬尾 卓也
3.緊急報告「台風11号による豪雨災害」
4.お盆時期における関西地区の高速道路の渋滞予測
5.催し物のご案内
◇「御堂筋打ち水大作戦2004」を実施
◇「水の使い方を考えるシンポジウム」の参加者を募集
◇「道路防災シンポジウム」の参加者を募集
◇シンポジウム「歴史街道をどう活かすか」の参加者を募集
◇「わたしたちの猪名川」絵画コンクールの作品を募集
◇国営飛鳥歴史公園への想いを募集
◇「飛鳥“光と歴史”のページェント」のご案内
◇8月は「道路ふれあい月間」です
◇第3回ショートストーリーコンテストの作品を募集
◇“節水にご協力を”節水キャンペーンを実施
6.最近の動き
◇林国土交通副大臣が近畿管内を視察
◇澤井都市再生本部事務局長が近畿管内を視察
◇「川フォーラム2004」を開催
◇「大阪湾再生」水質一斉調査を実施
◇近畿再生アイデア研究会で浜矩子教授が講演
◇大阪市長との意見交換会を開催
◇衆議院・参議院災害対策特別委員会が福井豪雨被災地を視察
◇大阪府知事との意見交換会を開催
◇円山川の自然再生に関するフォーラムを開催
7.事務局からのお願い
8.今後の近畿地方整備局関連の主要行事
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近 畿 か ら ア ジ ア へ
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副局長の日比文男です。
天神祭の花火を眺めながら、
ふと十数年前のシンガポール大使館在勤時のことを思い出しました。
当時、近畿の各府県が共同して
「近畿フェア」(KINKIというのは英語で余りいい意味を持たない類語があるので、
KANSAIの方がいいのではなどと大使館内で話していた記憶もありますが)を
シンガポールで開催したのですが、その目玉というべきものが、
天神祭の花火師に来て頂いて催した花火大会でした。
火薬の持ち込みとなるので、当局の許可を取るのが大変だったのですが、
当時、この段取りを付けるのに
大阪府の現地事務所の方が奔走しておられたことが思い出されます。
大阪府は他の自治体に先駆けて
シンガポールに事務所を構えていたことに象徴されるように、
アジアに早くから目を向けていたように思われます。
それだけでなく、私がお世話をした地方公共団体からの出張者の多くは、
近畿と九州だったという印象です。
やはり西日本は地理的にもアジアに近いだけでなく、
こうした地理的条件などを踏まえた歴史的な交流の積み重ねが
反映されているのだろうと思いますが、
現実にも近畿からの輸出の6割はアジア向けで大きなシェアを占めています。
観光でもアジアへは50%と首都圏より3ポイントほど高くなっています。
経済のみならず、人の動きにしてもまず欧米を向いている感のある首都圏と
趣を異にする近畿の独自性をみる思いがします。
願わくは、近畿からこうしたアジアとの人、モノの繋がりを
より鮮明に国内外に打ち出せたら、この狭い日本の中でも、
世界に向ける目は非常に多様なものであることを内外に示していけるような気がしま
す。
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ス ー パ ー 中 枢 港 湾
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港湾空港部長の瀬尾卓也です。
7月23日に阪神港が、京浜港・伊勢湾とともに「スーパー中枢港湾」の指定を受け
ました。
「阪神港」という表現については、
神戸港と大阪港を良い意味でのライバル関係は残しつつ、一体として機能分担を図り
、コストやリードタイムなどのサービス面で
大きく水を開けられてしまったシンガポールや韓国・中国などの
アジアの主要港湾と伍していけるよう育成しようというものです。
物流コストの低減は生産・消費の両面において大きなプラス要因であり、
近畿地方整備局も今後、港湾管理者や経済界と御相談しながら
IT技術の活用などを含めて阪神港に対してさまざまな支援策を
検討・実施したいと考えていますが、
何よりも港を実際に使っていただく船主や埠頭のオペレーター・地元経済界が、
世界を視野に入れて物流コストの低減やサービスの向上に向けて
努力することが不可欠だと考えています。
これはある意味非常に大きなハードルであり、
本気で取り組まなければ
今回のスーパー中枢港湾の指定も将来的に意味を成さなくなると思います。
一方で、近畿地方にも神戸・大阪以外に
どちらかというと地元に根ざした港湾が数多くあります。
物流コストの中で陸上輸送が占める比率は非常に高いため、
近年では生産地や消費地に出来るだけ近い地先の港湾を利用する企業も増えており、
これは環境面でも大変望ましいことです。
しかしながら、運行頻度の少なさなど不利な条件は拭えないため、
今後も港湾に隣接した遊休地を生かして
生産・物流企業を誘致するなどの努力が欠かせません。
少子高齢化・人口減少・安定成長といった時代を迎えて、
「みなと」についてもそれぞれの地域が
時代にふさわしい存在意義を見出す必要があるのかもしれません。
その意味では、今後は既存のストックを如何にリニューアルしていくかが重要です。
近畿地方整備局に対してもいろんな御意見をお寄せ下さい。
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緊急報告「台風11号による豪雨災害」
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8月4日に発生した台風11号により、紀伊半島南部では激しい雨が降り、
奈良県上北山村では総雨量が731ミリ、和歌山県那智勝浦町では361ミリに達し
、局地的に激しい雨に見舞われました。
幸いに人的な被害は報告されておりませんが、
奈良県、和歌山県、三重県を中心に各地で浸水被害、土砂災害が発生しました。
新宮川水系、紀ノ川水系、淀川水系木津川の各水位観測所で、警戒水位を超え、
特に新宮川水系熊野川支川相野谷川の高岡水位観測所(三重県紀宝町)では、
計画高水位(4.56m)を超え、最高水位7.71m(5日15時)を記録しまし
た。このため、相野谷川で輪中堤の工事中である高岡地区において
5日、15時15分頃浸水を防止するため積まれていた大型土のうを乗り越えて浸水
し、住家等30戸が床上浸水するなどの被害が発生しました。
6日には水も引き、現在復旧作業を進めています。
なお、先に発生しました福井豪雨に関する被災状況、
台風10号による国道42号(和歌山県古座町)での越波の状況などを
近畿地方整備局ホームページに掲載していますのでご覧いただければと思います。
HPのURLは、http://www.kkr.mlit.go.jo/です。
【企画部防災対策官 中村則之】
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お盆時期における関西地区の高速道路の渋滞予測
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お盆期間中の渋滞予測を道路公団関西支社が発表しました。
帰省のピークは8月11日(水)〜14日(土)の4日間となり、
8月11日(水)〜13日(金)には、
中国道(下り線)宝塚東トンネル付近を先頭に
名神高速道路大山崎IC付近にかけて約40km程度の渋滞が予測されます。
Uターンのピークは8月14日(土)〜16日(月)の3日間となり、
8月14日(土)には中国道(上り線)宝塚西トンネル付近を先頭に
ひょうご東条IC付近にかけて約30km程度の渋滞が発生すると予測されます。
渋滞予測情報は、インターネット、ハイウェイFAXに加え、
携帯電話を用いたインターネット接続サービスにおいても入手できますので、
ご活用ください。
(インターネット) 下記のURLで、JHのホームページにアクセスすると、
「ハイウェイドライブカレンダー」では渋滞箇所、
「ハイウェイナビゲーター」では旅行時間予測情報が検索でき
ます。
http://www.jhri.jhnet.go.jp/kansai/
http://www.jhnet.go.jp/
(ハイウェイFAX) ナビダイヤル 0570(00)1625
(携帯電話を用いたインターネット接続サービス)
上記接続サービス「JHハイウェイナビ」
(iモード、Vodafone live!、EZweb)
により渋滞予測情報が入手できます。
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催 し 物 の 御 案 内
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◇「御堂筋打ち水大作戦2004」を実施
ヒートアイランド現象で連日暑い日々が続く大阪都心部で、
少しでも大阪の街を涼しくしようと、
8月18日に、古くから伝わる「打ち水」を御堂筋で行う
「御堂筋打ち水大作戦2004」を実施します。
打ち水に使用する水は、
本来なら川に流してしまう下水処理場で高度処理した水を用います。
お時間がありましたら参加していただけたらと思います。
(お問い合わせ先:大阪打ち水大作戦本部
TEL06−6929−0110 http://www.osaka-uchimizu.jp )
【大阪国道事務所長 瀬戸 馨】
◇「水の使い方を考えるシンポジウム」の参加者を募集
8月29日、[水の使い方を考えるシンポジウム]を
京都市内の京都リサーチパークで開催します。
第一部では、京都貴船神社宮司の高井和大さんによる基調講演、
第二部では、大阪ガス株式会社エネルギー・文化研究所客員研究員の
弘本由香里さんをコーディネーターに、
市民団体などの皆さんによるパネルディスカッションを行います。
お時間がありましたら、参加していただけたらと思います。
参加は無料ですが、事前申し込み(締め切り:8月23日)が必要です。
(お問い合わせ先:淀川水系総合調査事務所 TEL 06−6946−8176)
【淀川水系総合調査事務所長 久保田 一】
◇「道路防災シンポジウム」の参加者を募集
8月29日、[道路防災シンポジウム〜災害に強い地域づくり、道づくりを考える〜
」を神戸のホテルオークラ神戸で開催します。
第一部では、河田恵昭京都大学防災研究所巨大災害研究センター長・教授による
「スーパー広域災害と道路防災」と題した基調講演、
第二部では、ジャーナリストの近藤三津枝さんをコーディネーターに,
NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸理事長の中村順子さん、
川柳作家のやすみりえさん、山崎聡一神戸市建設局中部建設事務所管理課長、
梅山和成国土交通省道路局道路防災対策室長による
「災害に強いまちづくり、みちづくり」と題したパネルディスカッションを行います
。お時間がありましたら、参加していただけたらと思います。
参加は無料ですが、事前申し込み(締め切り:8月20日)が必要です。
(お問い合わせ先:
神戸新聞社広告局業務推進部[道路防災シンポジウム]係
TEL 078−362−70
77)
【道路部道路情報管理官 久保茂己】
◇シンポジウム「歴史街道をどう活かすか」の参加者を募集
9月4日、「『ウェイクアップ関西』シンポジウム〜『歴史街道をどう活かすか』〜
」を大阪市内の大阪国際会議場で開催します。
第一部では、山折哲雄国際日本文化研究センター所長による
「『祈りの道』と日本人」と題する基調講演、
第二部では、山折哲雄さん、
南谷昌二郎歴史街道推進協議会理事長(JR西日本会長)、
藤本貴也近畿地方整備局長による『世界遺産と歴史街道」と題した鼎談、
第三部では、京都府宇治市・兵庫県姫路市・和歌山県本宮町・奈良県吉野町の
4市町から歴史街道モデル事業の報告をしていただきます。
お時間がありましたら、参加していただけたらと思います。
参加は無料ですが、事前申し込み(締め切り:8月27日)が必要です。
(お問い合わせ先:「歴史街道」シンポジウム係 TEL06−6346−8661)
【企画部技術企画官 西村大司】
◇「わたしたちの猪名川」絵画コンクールの作品を募集
猪名川に親しみ、猪名川を見つめ、考えていただくことを目的として、
小さなお子さんや、小・中学生の皆さんを対象に
猪名川への想いを描いた絵画を9月13日まで募集しています。
お近くの学校の方々に情報提供していただけたらと思います。
(お問い合わせ先:(社)近畿建設協会池田分室
TEL 072−763−1758)
【猪名川河川事務所長 林 正己】
◇国営飛鳥歴史公園への想いを募集
今年、開園30周年を迎える国営飛鳥歴史公園において、
新キャラクターのネーミング、
国営飛鳥歴史公園に対する思い出をつづったエッセイ、
飛鳥にふさわしい草花の植栽アイデアなどを、
広く一般の方々を対象に8月20日まで募集しています。
ぜひ、皆様からも素晴らしいアイデアをお待ちしています。
詳しくは下記のホームページをご覧ください。
http://www.asuka-park.gr.jp
【国営飛鳥歴史公園事務所長 高松 正彦】
◇「飛鳥“光と歴史”のページェント」のご案内
8月14〜15日、国営飛鳥歴史公園が今年で開園30周年を迎えたことを記念して
、「飛鳥“光と歴史”のページェント」を開催します。
万葉うたがたり、影絵集団「かげぼうし」の皆さんによる影絵「龍の小太郎」、
万葉劇団「時空」の皆さんによる「大化の改新」と題した劇、
飛鳥夜市、あすかぼんおどり大会などを行います。
お時間がありましたらご来場ください。
(お問い合わせ先:国営飛鳥歴史公園 飛鳥管理センター
TEL 0744−54−2441)
【国営飛鳥歴史公園事務所長 高松正彦】
◇8月は「道路ふれあい月間」です〜「ありがとう 今日も明日も 歩く道」〜
国土交通省では、道路を利用している皆様に道路とふれあい、
道路の役割及び重要性を再認識していただき、
さらには道路をいつくしむという道路愛護思想の普及
及び道路の正しい利用の啓発を図り、道路を常に広く美しく、
安全に利用する気運を高めることを目的として、
8月を「道路ふれあい月間」と定めています。
また、8月10日を「道の日」と定めています。
月間中は管内各地において関係地方自治体、
地域住民の皆様と連携し様々な催し物を行います。
皆様のご協力と参加をお待ちしています。
詳しくは、http://www.kkr.mlit.go.jp/road/index.htmlをご覧ください。
【道路部路政課建設専門官 荒賀康弘】
◇第3回ショートストーリーコンテストの作品を募集
8月は「道路ふれあい月間」ですが、
このふれあい月間に際して、
「みち」と「近畿」をテーマにしたショートストーリーを8月31日まで募集してい
ます。
どなたでも応募できますし、入賞者の方には副賞も用意していますので、
ふるって応募してください。
お近くの方々にも情報提供していただければと思います。
(問い合わせ先:道路部 路政課ショートストーリーコンテスト事務局
TEL 06−6942−1141)
【道路部路政課建設専門官 荒賀康弘】
◇“節水にご協力を”節水キャンペーンを実施
琵琶湖では、出水期に治水対策のため水位を下げますが、
夏季は水需要も増えるため、晴天が続くと渇水の危険性が高まります。
また著しい水位低下は琵琶湖に暮らす生物の命を奪うことにもなります。
このため近畿地方整備局では
「琵琶湖や川に生息・生育する生き物たちの生命を守る」
各種の節水キャンペーンを実施しています。
皆様のご協力をお願いしますとともに
市民や関係者の方々へのPRもお願いいたします。
詳しくは近畿地方整備局ホームページ
(http://www.kkr.mlit.go.jp/)の「記者発表資料(6月15日)」をご覧ください。
【河川部河川環境課長 豊口佳之】
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最 近 の 動 き
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◇林国土交通副大臣が近畿管内を視察
7月27日〜28日、林幹雄国土交通副大臣が近畿においでになり、
那智勝浦道路、大滝ダム、京奈和自動車道、大阪港、京都迎賓館など
近畿地方整備局管内の主要事業を視察されました。
◇澤井都市再生本部事務局長が近畿管内を視察
7月27日〜28日、内閣官房都市再生本部の澤井英一事務局長が
近畿においでになり、都市再生緊急整備地域の神戸三宮駅南地区、
神戸ポートアイランド西地区、東大阪市、大阪市の中之島、
大阪北ヤードなどを視察されました。
◇「川フォーラム2004」を開催
7月29日、「川フォーラム2004」を加古川市民会館大ホールで開催しました。
建築家の安藤忠雄さんによる「自然とともに生きる」と題した基調講演、
加古川シティオペラの皆さんによるアトラクション、
神戸新聞論説委員室特別顧問の上羽慶市さんをコーディネーターに、
作家で兵庫県芸術文化懇話会委員の玉岡かおるさん、
東播磨地域ビジョン委員会専門委員の根本敏行静岡文化芸術大学教授、
樽本庄一加古川市長、坪香伸国土交通省河川局河川環境課長による、
「母なる川“加古川”むかし・いま・そして未来」と題した
パネルディスカッションを行いました。
また、会場前では排水ポンプ車の展示や
水陸両用車の「未知普請号」の試乗も行いました。
【姫路河川国道事務所長 若林伸幸】
◇「大阪湾再生」水質一斉調査を実施
大阪湾においては、これまで国、自治体、研究機関が
それぞれの目的に応じて独自に環境調査を行ってきましたが、
本年3月に策定した「大阪湾再生行動計画」に基づき、
行政機関と土木学会の共同研究グループやNPO等が協働して
大阪湾に流入する河川、海域の水質について一斉調査を
8月1日〜6日に行いました。
このような横断的、広域的かつ官民協働の環境調査は全国で初めてです。
今回の調査を通じて、生物生息に影響が大きい貧酸素水塊の発生分布など、
汚濁負荷のメカニズム解明に努めたいと考えています。
【企画部広域計画課長 小川博之】
◇近畿再生アイデア研究会で浜矩子教授が講演
8月2日、平成16年度第1回近畿再生アイデア研究会を開催しました。
研究会では、同志社大学大学院ビジネス研究科の浜矩子教授をお招きし、
「地域再生は地域の活力で〜近畿から地域モデルを発信」と題して、
「最近のはやり言葉のグローカルとは、『グローバルに考え、ローカルに活動せよ』
ではなく『ローカルに考え、グローバルに活動せよ』であるべき。
グローバルスタンダードではなく、強烈なマイスタンダードをアピールすべき。
近畿は、ベルギー、ポルトガルなど、『開かれた小国モデル』に学ぶべき。
『独善的、懐疑的、執念深く』がよい地域作りの条件。」など、
示唆に富む様々なご意見を頂きました。
【企画部企画調整官 須見徹太郎】
◇大阪市長との意見交換会を開催
8月4日、近畿地方整備局の藤本局長が大阪市長と、
地域づくりのあり方や事業の進め方について意見交換しました。
◇衆議院・参議院災害対策特別委員会が福井豪雨被災地を視察
8月4日、衆議院・参議院災害対策特別委員会の12名の皆さんが
「平成16年7月福井豪雨」の被災現場を視察され、
今後の復旧のあり方等について地域の首長さん等と意見交換を行いました。
近畿地方整備局からは、足立企画部長他2名が参加しました。
【企画部防災対策官 中村則之】
◇大阪府知事との意見交換会を開催
8月6日、近畿地方整備局の藤本局長が大阪府知事と、
地域づくりのあり方や事業の進め方について意見交換しました。
◇円山川の自然再生に関するフォーラムを開催
8月8日、円山川の自然再生に関するフォーラム
「コウノトリ野生復帰に向けて 〜ミュージカルから始まる川づくりへのメッセージ
〜」を
豊岡市民プラザ多目的ホール「ほっとステージ」で開催しました。
オープニングセレモニーとして、但馬ミュージカル研究会によるミュージカルを行っ
たあと、
第一部では、山階鳥類研究所長の山岸哲さんによる
「今、鳥の保護で問題となること」と題した基調講演、
中村太士北海道大学教授による
「釧路湿原での自然再生:環境と社会・経済とのバランスをいかにとるか」
と題した講演、
円山川水系自然再生検討委員会委員長の藤田裕一郎岐阜大学教授による
「円山川の自然再生について」と題した講演、
第二部では、県立コウノトリの郷公園研究部長の池田啓さんの司会で、
5名の皆さんによるパネルディスカッションを行い、
来年に控えたコウノトリの野生復帰に向けて実りのある具体的な議論が展開されまし
た。
【企画部建設専門官 橋本豊治】
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事 務 局 か ら の お 願 い
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◎「近畿ゆめ通信」についてのご意見、ご感想、投稿等をお待ちしています。
より親しまれるメールマガジンとするため
多くの皆様方のご意見やご感想をお待ちしています。
◎近畿ゆめ通信をメールやFAXにて送信させていただいていますが、
人事異動等で送信先に変更がありましたら事務局にご連絡ください。
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今後の近畿地方整備局関連の主要行事
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8月14 「飛鳥“光と歴史”のページェント」を開催(明日香村)
〜15日
国営飛鳥歴史公園が今年で開園30周年を迎えたことを記念して、
「飛鳥“光と歴史”のページェント」を開催します。
詳しくは、「催し物のご案内」を参照してください。
8月18日 「御堂筋打ち水大作戦2004」を実施
ヒートアイランド現象で連日暑い日々が続く大阪都心部で、
古くから伝わる「打ち水」を御堂筋で行う
「御堂筋打ち水大作戦2004」を実施します。
8月20日 「しずおか国際園芸博覧会『パシフィックフローラ2004』」に出展
〜26日
静岡県の浜名湖ガーデンパークにおいて開催中の
「しずおか国際園芸博覧会『パシフィックフローラ2004』」に、
国営飛鳥歴史公園事務所の取り組みを紹介する
「飛鳥 心のふるさと」をテーマとしたブースを出展します。
9月1日 防災訓練を実施
9月4日 歴史街道シンポジウム開催
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次号発行予定は8月25日です
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「近畿ゆめ通信」を掲載したホームページは
http://www.kkr.mlit.go.jp/plan/maga/index.html
です。
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