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◇◆ 近畿ゆめ通信 第43号 ◇◆
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◇◆ 本メールマガジンは、近畿地方整備局管内の市町村長様をはじめ、
日頃から当局にご指導等をいただいています団体、個人の方々に
送信させていただいております。
皆様からのご意見ご感想をお待ちしています
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2005年 4月11日
目 次
1.「『橋洗い』と『ブロークン・ウィンドー理論』」
近畿地方整備局 局 長 藤本 貴也
2.「任意買収と土地収用について」
近畿地方整備局 用地部長 伊藤 英隆
3.ご挨拶
近畿地方整備局 副局長 (前) 税所 朗
副局長 (新) 藤田 郁夫
道路部長(前) 松下 敏郎
道路部長(新) 藤森 祥弘
営繕部長(前) 清水 豊和
営繕部長(新) 森本 文忠
4.催し物のご案内
◇未知普請近畿大会in紀南
5.最近の動き
◇第2回掘り興そう!大阪のDNAシンポジウム
◇ユニセフパークプロジェクト2005国際キャンプ
◇尼崎閘門・広域高潮対策施設完成式典
◇琵琶湖・淀川流域圏の再生シンポジウム
◇鳥取豊岡宮津自動車道「香住道路」開通式典
◇国際物流の効率化に関する懇談会
◇水の都大阪再生シンポジウム
◇8号西波地下歩道橋供用式
◇『会いにゆくよ―未知普請のテーマー』ソングができました
6.今後の近畿地方整備局関連の主要行事
7.事務局からのお願い
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「橋洗い」と「ブロークンウィンドー理論」
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去る3月26日(土)中之島において大阪で初めての橋洗いが行われました。
場所は大阪市役所と中之島図書館北側の堂島川に架かる水晶橋。
元々堂島川の可動堰として昭和4年に河川浄化のために建設された水門を、
橋面を石張りにし歩行者専用の橋に改装したものです。
NPO法人「大阪・水かいどう808」の須知裕曠理事長から西天満婦人会や
西天満小学校の生徒を初めとした有志の皆さんに声をかけていただき、
100名余の参加を得て、午前11時天満消防署の一斉放水の後、
全参加者がタワシ・ブラシで橋洗いを行いました。
当日は橋洗い発祥の地である東京日本橋から、名橋「日本橋」保存会の永森昭紀事務局長、
東京日本橋を管理する国土交通省関東地方整備局東京国道事務所の染川副所長、
全国街道交流会議の古賀事務局長等、全国各地から応援にかけつけていただきました。
また、橋洗いを近々行うことを検討している「中之島ガーデンブリッジ」の
地元梅田の河口貴賦氏(北新地まちづくり実行委員会委員長)や
伴一郎氏(「天神橋」美化委員会・委員長)などにかけつけていただき、
成功裡に終えることができました。
元々橋洗いは、東京日本橋界隈の地元有志の皆さんが、昭和43年に明治百年を記念して、
江戸繁栄の象徴である東京日本橋を中心とした繁華街の発展を願って
名橋「日本橋」保存会を設立し、当時の建設省東京国道工事事務所の協力のもと、
橋の清掃を活動の中心に据えて始められたのが最初です。
その後34年の長きに亘って継続してきた、
いわば「未知普請」運動の嚆矢とも言える活動です。
私の所属する「全国街道交流会議」
(街道を活用して地域おこしを行っている諸団体の全国ネットワーク)も、
数年前から東京日本橋の橋洗いに参画し、
シンポジウムを初めとする諸活動に協力してきました。
昨年の橋洗いの企画をした際に、橋洗い運動を是非全国に広めようということになり、
橋洗いの前日開催されたシンポジウムに大阪から参加された伴一郎氏が、
まず手始めに大阪でも橋洗いを行う旨の発言をされました。
これを受けて翌日の橋洗いにおいて東京国道事務所長から近畿地方整備局大阪国道事務所長に
橋洗い用のタワシの伝達式が行われ、大阪での実施が約束されました。
その後、大阪国道事務所から地元の皆さんに声をかけたところ、
須知理事長のご尽力で大阪の橋洗いの第一号が実現したものです。
橋洗いのことを聞きつけた建築家の安藤忠雄先生から、私に対し「橋を洗う」という
変わった趣味を持っている局長だとお誉め(?)の言葉をいただくとともに、
当日はシラク大統領の歓迎会で参加できないからと、「平成の桜の通り抜け」の一環として、
橋洗いの記念に4本の桜を橋の袂に植えていただきました。
国土交通省(当時建設省)は平成10年から始まった道路整備5カ年計画の策定に先立って、
その基本的な考え方をまとめた際に、計画の構想段階から管理運営に至るまで
国民との対話・参画のもとに事業を進めていくPI(パブリック・インボルブメント)、
整備の事業前・事業中・事業後における事業評価、
失敗を恐れずに新しいことにチャレンジするための社会実験の三点を、
道路整備の進め方の変革として打ち出しました。
戦後個人主義が発達し公共心が低下したとの指摘もされますが、
10年前の阪神淡路大震災の際のボランティアの活動以降若いボランティアの人達の
活動は活発になり、昨年の災害においてもその復旧に際して
大活躍したことは記憶に新しいことです。
この「橋洗い」も地域の人たちの手で地域を美しく維持・発展させていく、
子供達に「公」の為に汗を流す喜びを知ってもらうという意味で、
去る3月初めに行われた「大和川クリーン作戦」や「平成桜の通り抜け」に
通じる国民的な地域おこし、地域貢献のための運動ではないかと思います。
「ブロークン・ウィンド−理論」という考え方があります。
割られた窓ガラスを丹念に修復し、落書きを素早く消す運動を行えば、
凶悪犯罪も半減するという社会心理学の理論を当時のニューヨークのジュリアーニ市長が応用し、
悪名高きニューヨークの犯罪を半減させたことでよく知られています。
大阪は兎角「汚い」「無秩序(違法駐車・駐輪)」「あぶない(ひったくり)」などの
悪いイメージで語られることがあります。
今回の橋洗いをキッカケにその運動が広がり、中之島近辺の美しい橋が、
大阪の八百八橋が、近畿地方の多くの橋が、地域の人々の手で美しく磨き上げられ、
全国の人々が住んでみたい、訪れてみたい、安全で美しい近畿になることを祈るとともに、
全国でも「橋洗い」運動が広がっていけばビジット・ジャパンのキャッチフレーズである
「住んでよし、訪れてよしの国づくり」にも多いに貢献できるのではないかと思っています。
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「任意買収と土地収用について」
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用地部長の伊藤英隆です。
今回は、任意買収と土地収用についてお話しします。
公共用地の取得は、任意での用地買収が前提となっていますが、
公共事業の円滑な執行のためには、土地収用制度を利用する必要が生じる場合もあります。
土地収用の手続きは、日本ではドイツ法系の流れを汲み、
行政府内に事業認定を行う事業認定庁(国土交通大臣又は都道府県知事)、
収用等の裁決を行う収用委員会が置かれています。
(なお、場合によっては、司法において裁判手続きに移行することもあります)
一方、日本、ドイツ以外の多くの国では、土地収用の手続きは、
任意買収のあと、直接裁判手続きに入ることになっている場合が多いようです。
任意の用地買収については、法律上は民法に基づく私法上の売買契約です。
したがって、任意買収について「損失補償」という用語を使うことは
一見おかしいとも思われます。
しかし、任意買収は、私法上の売買契約のなかでも特徴をもっています。
それは、契約の相手方が契約当事者から離脱する自由をもっていないということです。
形式的には私法上の売買の形式をとっていますが、実質的には、
いわゆる「強制収用の前駆」となっているものです。
「損失補償」という用語を使用するのもそうした理由からでしょう。
いずれにしても「正当な補償」が前提になっていることは当然です。
講学的なことはさておき、土地収用への移行については、
公共事業を円滑にすすめるため、直轄事業は遅くとも、
(1)用地取得率が80%となったとき、あるいは(2)用地幅杭打設から3年経過したとき、
のいずれか早い時期までに収用手続に移行することを原則としています。
しかしながら、起業者としては、公共事業に対するできるかぎりの理解と合意を得て
施行するということから任意での用地買収に全力を挙げております。
用地の取得と土地収用制度へのご理解を賜れば幸いです。
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税所(前)副局長からのご挨拶
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副局長をいたしておりました 税所 朗(さいしょ あきら)です。
この度、4月1日付けをもちまして離任いたしました。
省りみますれば、昨年7月の着任でしたので、ちょうど9ヶ月の在任でしたが、
思い出深く、意義深い9ヶ月を過ごさせていただきました。
この間の皆様のご指導、ご支援に厚く感謝申し上げます。
在勤中はいろいろなことにタッチさせていただきましたが、私といたしましては、
関西が自信を持って元気になることが一番の関心ごとでした。
そうした中、今年から、「関西元気宣言」発信運動がスタートし、
また、国際物流の効率化に向けての動きも活発になってくるなど、
様々な元気な動きが出てきていることを嬉しく思っております。
これからは、違う立場から関西の元気のためにがんばりたいと思いますので、
引き続き皆様のご指導、ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。
結びに、皆様の今後のご健勝とご活躍を祈念いたしまして、
離任のご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
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藤田(新)副局長からのご挨拶
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4月1日付けで近畿地方整備局副局長を拝命しました藤田 郁夫(ふじた いくお)です。
よろしくお願いします。
生まれは神戸市。幼稚園(正確には一麦保育園ですが)から西宮に移り、
社会人になるまで関西から出たことはありませんでした。
就職してからは、20年以上前に神戸に約2年間勤務して以来の、「浦島太郎」状態です。
前任地の横浜、東京では関西の地盤沈下を色々な方の口から聞きましたが、
赴任してから見聞きする関西は新しい息吹が感じられ安心しました。
藤本局長の下、「元気な関西」創りのためにお役に立ちたいと思います。
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松下(前)道路部長からのご挨拶
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近畿地方整備局道路部長を勤めておりました松下 敏郎です。
この度、4月1日付をもちまして国土交通省中部地方整備局副局長に
異動することになりました。
平成14年4月1日から3年間、皆様方の深いご理解と温かいご支援をいただき、
大過なく過ごすことができました。
改めてこれまでのご厚情に深く感謝申し上げる次第です。
皆様方の地域がますますご発展されますとともに、
皆様方のご健勝ご多幸を衷心より 祈念致しまして、離任と御礼のご挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
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藤森(新)道路部長からのご挨拶
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4月1日付で道路部長へ参りました藤森 祥弘(ふじもり よしひろ)です。
私は、生まれも育ちも神戸ですが、大学に入るために東京へ転居して以来
近畿地方に住むのも勤めるのも初めてです。
これまで約9ヶ月の間、本省の大臣官房国際建設担当参事官として
インフラ分野の国際交流やODAなどを担当して参りました。
その間、東京にある外国大使館の皆さんを関西の建設現場にご案内することが数回ありました。
外国人の目から見て興味深いプロジェクトが多いとの感想が寄せられる中で、
もっと早く整備されるべきインフラが今何故整備されているのか
との疑問も多く投げかけられました。
「一番元気な近畿」を創るため、皆さんと一緒になって道路整備に
取り組みたいと思っております。
どうぞよろしくお願い致します。
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清水(前)営繕部長からのご挨拶
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この度、4月1日付けで退職することとなりました清水 豊和です。
約1年9ヶ月の間、近畿管内の関係者の皆様には、
大変お世話になり、誠にありがとうございました。
京都迎賓館の建設など仕事にも恵まれ、
また、近畿の歴史ある深い文化を身近に体験することが出来ました。
これらの経験と皆様方との出会いを大切にし、今後に生かしていきたいと思っております。
皆様方のご健勝とご多幸を祈念いたしまして、お礼のご挨拶とさせていただきます。
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森本(新)営繕部長からのご挨拶
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4月1日付けで営繕部長を拝命いたしました森本 文忠(もりもと ふみただ)です。
学生時代以来、27年ぶりの大阪での生活となります。
その当時と比較しますと近畿地方の道路、空港、鉄道等の社会資本整備は
格段に進んでいるように思います。
営繕部の事業でも、国立国会図書館関西館、国立国際美術館、
京都迎賓館等の大型事業が最近完成致しましたが、
近畿の地域づくりのためにはまだまだ私たちが果たさなければならない役割が
数多くあるように思います。
私も皆様方と共に地域の発展のために役立つことが出来るよう努めたいと考えています。
また、近畿地方整備局の勤務は初めての経験ですので理解の十分でない点も
あろうかと思いますが、前任の清水部長同様よろしくお願い申し上げます。
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催 し 物 の ご 案 内
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◇未知普請近畿大会in紀南
4月16日〜17日、近畿各地の「未知普請」の活動について報告いただくとともに、
今後の方向性について議論し、より交流を深めながら、未知普請活動を活発にしていくため、
「未知普請近畿大会in紀南 協働と交流〜つなげよう明日へ未来へ〜」を
和歌山県田辺市の和歌山県立情報交流センターで開催します。
16日は、田辺市立田辺第三小学校の皆さんによる歓迎コーラス、語り部による熊野古道紹介、
「未知普請」活動を考える5テーマの分科会などを行います。
また、17日には、紀南地方ならではの、「未知普請」の精神が息づく熊野古道などを
ウォーキングする6つのオプショナルツアーを開催します。
お時間がありましたら、ご参加いただけたらと思います。
参加無料ですが、事前申し込みが必要です。
(問い合わせ先:NPO花つぼみ事務局 TEL:0739ー26−8719
又は、国土交通省紀南河川国道事務所道路管理課
TEL:0739−22−4564 )
【紀南河川国道事務所長 黒谷 努】
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最 近 の 動 き
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◇第2回掘り興そう!大阪のDNAシンポジウム
3月25日、「第2回掘り興そう!大阪のDNAシンポジウム〜なにわ八百八橋橋洗い〜」が
大阪市立中之島中央公会堂で開催されました。
第一部では、藤本貴也近畿地方整備局長の「橋洗いと関西元気宣言」と題した
基調講演が行われ、第二部では、朝日放送アナウンサーの道上洋三さんを
コーディネーターにファッションデザイナーの小篠綾子さん、
名橋「日本橋」保存会事務局長の永森昭紀さん、
谷平勉近畿大学理工学部教授、北新地まちづくり実行委員会委員の河口貴賦さん、
土木学会の松村博さんによる「なにわ八百八橋・橋洗い」と題した
パネルディスカッションが行われました。
また、翌日の3月26日午前11時から大阪市北区中之島1丁目の
「水晶橋」の橋洗いが行われ、約200名の参加がありました。
【大阪国道事務所長 村西 正美】
◇ユニセフパークプロジェクト2005国際キャンプ
3月25日〜26日、海外11カ国から30名、日本から30名の子どもたちが集まり、
自然の中で自由に遊び回り、自分たちの遊び場(暖かい場所)をみんなで考え、
創り出す「ユニセフパークプロジェクト2005国際キャンプ」が
阪神・淡路大震災10周年記念事業のひとつである
「防災世界子ども会議2005inひょうご」のオープニングイベントとして開催されました。
ニセフパークプロジェクトは、
「子どもたちの子どもたちによる子どもたちのための公園づくり」を通して、
次世代を担う子どもたちと公園の可能性を探る取り組みで、
ユニセフと国土交通省が連携して進めているプロジェクトです。
【国営明石海峡公園事務所長 松本 勝正】
◇尼崎閘門・広域高潮対策施設完成式典
3月26日、昭和61年から整備を進めてきた、尼崎を高潮水害から守る尼崎閘門が、
閘門、水門、排水機場等の一元管理を行う「集中コントロールセンター」や
閘門周辺の環境整備を含めて完成し、完成式典が行われました。
【神戸港湾事務所長 勝海 務】
◇琵琶湖・淀川流域圏の再生シンポジウム
3月26日、歴史・文化を活かしながら、私たち人間を含めたすべての生物の営みが
持続可能となる環境を再生し、安全で活力あふれる魅力的なまちづくりを行うことを目指して
「琵琶湖・淀川流域圏の再生シンポジウム〜水でつなぐ“人・自然・文化”琵琶湖・淀川流域圏〜」
が京都市の京都リサーチパークで13時から開催されました。
第一部は、サントリー不易流行研究所部長の佐藤友美子さんによる
「水を楽しむくらし」と題した基調講演、
第二部では、中北英一京都大学防災研究所水資源研究センター教授をコーディネーターに、
井手慎司滋賀県立大学環境学学部助教授、
井戸智樹歴史街道推進協議会事務局長、
NPO法人全国水環境交流会理事で淀川水系流域委員会委員の川上聰さん、
滋賀県琵琶湖研究所総括研究員の西野麻知子さん、
須見徹太郎国土交通省近畿地方整備局企画調整官による
「次世代につなぐ琵琶湖・淀川流域圏」と題した
パネルディスカッションが行われました。
【企画部 環境調整官 伊藤 丹】
◇鳥取豊岡宮津自動車道「香住道路」開通式典
3月27日、兵庫県が整備を進めてきました地域高規格道路鳥取豊岡宮津自動車道のうち、
本道路では初の開通となる兵庫県城崎郡香住町内の延長6.2kmの香住道路が完成し、
開通式典が行われました。
【豊岡河川国道事務所長 後藤 正】
◇国際物流の効率化に関する懇談会
3月28日、関西経済の再生にとって重要な課題である国際物流の効率化について、
国の出先機関、港湾・空港管理者、関西経済界の官・民関係者が一同に会し、
多面的な観点から意見交換を行う「国際物流の効率化に関する懇談会」が
新神戸オリエンタルホテルで開催されました。
【港湾空港部 地域港湾空港調整官 奥田 薫】
◇水の都大阪再生シンポジウム
3月29日、水をいかした、豊かな暮らし方・楽しみ方を考える
「水の都大阪再生シンポジウム〜世界の水都に学ぶ〜」が
大阪市立中之島中央公会堂で開催されました。
シンポジウムは、水の都大阪再生協議会会長の
野村明雄(大阪商工会議所会頭)さんの開会挨拶の後、
第一部では、岡本哲志都市建築研究所代表の岡本哲志さんによる
「世界の水都に関する研究〜アムステルダム・ベネチア・バンコク・江南〜」
と題した講演、
第二部では、増田昇大阪府立大学教授をコーディネーターに、
(社)関西経済同友会幹事の帯野久美子さん、
大阪小型旅客船(12名未満)運行研究会代表の伴一郎さん、
NPO水辺のまち再生プロジェクトの吉崎かおりさん、
小河保之大阪府土木部長、
畠山庄司大阪市計画調整局地域計画担当部長、
宮本博司近畿地方整備局河川部長による
「水の都大阪の再生に向けた今後の展開」と題した
パネルディスカッションが行われました。
【河川部 河川調査官 児玉 好史】
◇8号西波地下歩道橋供用式
3月25日、彦根市西沼波町の国道8号をくぐる「西沼波地下横断歩道橋」が完成し、
中島彦根市長はじめ、彦根市、地元自治会、地元小中学校関係者約80人が
出席して開通式が行われました。
地元西沼波中学ブラスバンド部による演奏の中、テープカットやくす玉割で完成を祝い、
全員で渡り初めが行われました。
【滋賀国道事務所長 安藤 勲】
◇ 『会いにゆくよ―未知普請のテーマー』 ソングができました
『会いにゆくよ―未知普請のテーマー』は、滋賀に縁のある歌手の河口恭吾さんが、
湖国の道だより「すいすい」の誌上対談のなかで歌づくりを約束頂き、
作り上げていただいたものです。
滋賀から全国へ、滋賀から未来に向けてつながる「道路」と「心の道」をクロスオーバーさせ、
「道」の未来永劫を表現しています。歌詞1番は次のとおりです。
いつか見た夢へつづいているのかな
水はどこまでも青空うつしてる
君と僕をつなぐ長い橋わたれば
きっと素直にいえるよ「ごめんね」と「ありがとう」
君に会いたくて
この道をゆくよ
あふれる想いを風に乗せて
君にとどけ
今後幅広くさまざまな場面で末永く歌い継がれていくことを期待しています。
【滋賀国道事務所長 安藤 勲】
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今後の近畿地方整備局関連の主要行事
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4月16(土)〜17日(日) 未知普請近畿大会in紀南
和歌山県立情報交流センターで「未知普請近畿大会in紀南」を開催します。
これは、先人より培われてきた「普請の歴史・精神」とこれから推進すべき
「未知普請」の方向性について、分科会や交流会を通じて考える催しです。
4月17日(日) 北近畿豊岡自動車道春日和田山道路開通式典
高規格幹線自動車道北近畿豊岡自動車道春日和田山道路の
初めての開通となる春日インターチェンジ〜氷上インターチェンジ間の
6.9kmの区間が完成し、開通式典を行います。
4月23日(土) 第16回全国「みどりの愛護」のつどい
都市緑化について広く国民の理解と協力を得ることを目的とした
「春期における都市緑化推進運動」の一環として、全国の公園緑地の愛護団体、
地域の緑化団体等、緑の関係者が一堂に集い、第16回全国「みどりの愛護」のつどいを
枚方市の淀川河川公園にて実施します。
本式典には皇太子殿下のご臨席をいただきます。
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事 務 局 か ら の お 願 い
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◎「近畿ゆめ通信」についてのご意見、ご感想、投稿等をお待ちしています。
より親しまれるメールマガジンとするため
多くの皆様方のご意見やご感想をお待ちしています。
◎近畿ゆめ通信をメールやFAXにて送信させていただいていますが、
人事異動等で送信先に変更がありましたら事務局にご連絡ください。
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次号発行は4月25日の予定です
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4月1日の人事異動で森山さんの後任の広報広聴対策官の西村です。
引き続き「近畿ゆめ通信」の事務局をつとめさせていただきます。
「近畿ゆめ通信」がいつまでも皆様方に愛され、また、「近畿の元気」を
発信できるよう努めてまいりたいと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。
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「近畿ゆめ通信」を掲載したホームページは
http://www.kkr.mlit.go.jp/plan/maga/index.html です 。
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◇◆ 電話 06−6942−1141 ◆◇
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◇◆ ファックス 06−6942−7463 ◆◇
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