◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ◇◆ 近畿ゆめ通信 第64号 ◆◇ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ---------------------------------------------------------------------- ◇◆ 本メールマガジンは、近畿地方整備局管内の市町村長様をはじめ、 日頃から当局にご指導等をいただいています団体、個人の方々に 送信させていただいております。 皆様からのご意見ご感想をお待ちしています yume-tushin@kkr.mlit.go.jp ◇◆ ---------------------------------------------------------------------- 2006年4月10日 目 次 1.「ささやかなセンチメンタルジャーニー」 近畿地方整備局 副局長 日比 文男 2.「高齢化社会と雪かきボランティア」 近畿地方整備局 道路部長 藤森 弘 3.ご挨拶 近畿地方整備局 港湾空港部長 (前) 瀬尾 卓也 港湾空港部長 (後) 篠原 正治 4.催し物のご案内 ◇「建設技術展2006近畿」における開発技術の出展社・技術プレゼン テーション・活用技術討論会参加者を募集中 ◇「足羽川の未来を探る」シンポジウムの開催 5.最近の動き ◇「京奈和自動車道 開通事前イベント」の開催 ◇第23回全国都市緑化フェアおおさかフェアの開催 ◇第4回「大阪湾再生推進会議」の開催 ◇藤本近畿地方整備局長がラジオ番組「人・ゆめ・未来 大和川」に出演 ◇堺市の政令指定都市移行記念式典の開催 ◇平成18年度全国都市緑化祭の開催 ◇千葉県習志野市「さくら広場」の開園に藤本局長等が参加 6.今後の近畿地方整備局関連の主要行事 7.事務局からのお願い ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ささやかなセンチメンタルジャーニー ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 副局長の日比文男です。 内輪の話で恐縮ですが、大阪にある国土交通省共済組合の宿泊施設であった「淀 乃寮」が3月23日をもって廃止になりました。淀乃寮の閉所式に立ち会いながら、 平成11年と記憶していますが、京都にあった同様の宿泊施設である「平安房」が 廃止され、取り壊された時のことが思い起こされました。京都市内の閑静なよいと ころにありながら、建物は老朽化し、利用も減少して廃止のやむなきに至ったので すが、たまたま前回の近畿勤務時にここの閉所式にも立ち会った縁もあって、跡地 がどのようになっているか気に掛かっていました。そのような気持ちから、ある時 平安房の跡地を訪ねてみました。 跡地は京都市に売却され、公園として活用することになっていたのですが、公園 とすることにしたのは、どうも敷地の一部が方広寺の大仏殿の基壇跡らしいとの見 方があったためです。方広寺といえばその梵鐘が有名です。「国家安康、君臣豊楽」 の銘文が家康を分断し、豊臣を君主とするもの云々といって、徳川が豊臣に難癖を つけた事件として教科書などで習ったものです。また、この寺には東大寺の大仏を 凌ぐ大きさの大仏があったともいわれており、その発掘調査が待たれていたところ でした。 現地へ行ってみると、跡地はきれいに整備され、「大仏殿跡地緑地公園」という 名称の緑地となっていました。発掘調査により基壇跡の一部が確認され、埋め戻し て保存されていることなどを記したプレートが入口にあり、予想どおりだったこと が分かりました。また、平安房の庭にあった樹齢400年ともいわれる2本の欅が、 公園の中心にしっかりと残され、大切にされていたのも嬉しいことでした。跡地は 公園以外への利用も検討された時期がありましたが、こうして市民共有の貴重な空 間として残されたのは素晴らしいことだったという想いを抱いて帰ってきました。 昨今、街並みや景観についての問題意識が大変高まってきました。街並みの更新 という観点からみると、建物の建て替えのサイクルから考えて40年、50年とい う単位になるでしょう。平安房のようにその間に売却等されて利用形態も含めて変 わるものもあるでしょうが、マクロ的にみればこうした時間的オーダーでしか既成 の街並みは変わって行けないわけです。 しかし、一つ一つでみれば、その土地や建物の利用の仕方や建て方で、街並みや 景観を維持したり、より良く変えたりするチャンスはその間の一回だけということ になります。そう考えると、本来、土地所有者や建築主はそのまちの何十年後かの 姿を描きながら建て替えなどを行っていく責務があるのかも知れません。その積み 重ねによって、よりよいまちに更新されていくのが理想の姿かと思います。残念な がら、地区計画や建築協定があればともかく、一般の地域でそうした集合体として の街並みを意識して建て替えがされているとは言い難いのが現状でしょう。 平安房は京都の雰囲気のいい所にあったので心配していたのですが、幸いにもこ の跡地は一回のチャンスを、まちを美しく、豊かなものとする方向で生かすことが できたのではないかと安堵した次第です。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 高齢化社会と雪かきボランティア ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 道路部長の藤森弘です。 昨年暮れから今年にかけて、日本全国で大変な大雪に見舞われました。 例年だと1月から節分にかけて本格的な雪が降るのに、12月から記録的な大雪 でした。日常生活に必要不可欠な除雪などに大変ご苦労されたことは、皆さんの記 憶に新しい事だと思います。また、この大雪で除雪にご協力いただきました、ボラ ンティア団体の方々、建設業協会の方々を初めとする関係各位に厚く感謝申し上げ ます。 さて、3月13日現在で、雪による死者の数は全国で144人にのぼり、近畿地 方整備局管内の福井県でも14人の方がお亡くなりになられました。この死者の数 は、「昭和38年1月豪雪」の231人、昭和55年から56年にかけての冬の1 52人に次いで、戦後3番目となっています。また、怪我をされた方も相当数にの ぼります。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げると共に、被害に 遭われた方々とご家族にお見舞い申し上げます。 こうした事態を受けて気象庁は、この冬の大雪を「平成18年豪雪」と命名しま した。これまでに大雪に名前が付いたのは、1963年の「昭和38年1月豪雪」 だけで43年ぶりのことです。 今回の大雪に際して、大きな問題が表面化しました。 お年寄りが雪下ろしで屋根から転落したり、落雪に埋まってしまうなどにより大 きな人的被害が発生したことです。全国では、被害に遭われた方の64.5%が6 5歳以上の方々でした。65歳以上の高齢者率は全国で17.3%ですが、豪雪地 帯ではその率が20.0%と高く、一段と高齢化が進んでいます。 これらのことから考えますと、高齢者には毎日の雪下ろしや除雪が大きな負担に なるということが言えます。 高齢者の問題も含めて、今回の大雪に際して得られた教訓は5つありました。 1つ目は、過疎化高齢化による除雪作業の人手不足。 2つ目は、同時多発的な作業に対する人手不足や、業者等へ委託する場合の雪下ろ し費用の増大。 3つ目は、例年なら雪下ろしの必要ない地域において不慣れから生じる事故、病気 ・怪我の多発。 4つ目は、連続した降雪による疲労の蓄積や体力の衰えた状態での重作業による事 故や病気・怪我の多発。 5つ目は、危険で特殊な作業への一般ボランティアを受入れる困難さ。 これらを解決するには、行政だけでは対応できない面があります。 やはり、地域の力を有効に活用する必要があります。行政はそれを後押しすると いうことが、大切です。 テレビで報道されていましたが、青年会活動から発展した岩手県の「スノーバス ターズ」と命名された除雪ボランティア組織には、中学生、高校生などの参加が増 えており、教育の現場にもなっています。近畿地方整備局管内の各県でも、今回の 大雪に際して雪かきボランティアが活躍したと聞いています。 この様に、全国では色々な取り組みがされていますが、まだまだ活動は緒につい たばかりです。 高齢化社会において、高齢者が気兼ねなく、雪下ろしや除雪を依頼できる仕組み をつくることが必要です。 そのためには、普段から、多くの方々にボランティア登録していただき、いざ降 雪の時に出動を要請する仕組みを整えておくことが大切です。また、核となるチー ムリーダーを育成して、チームリーダーの下で、一般ボランティアへの雪下ろし研 修を開催したり、中学生、高校生の雪下ろし体験学習を課外授業に組み入れるなど の工夫も有用なことです。 今後は、地域住民の皆様の参加を得て、除雪も含めて道路行政に対して支援して 頂くボランティアサポートを積極的に進めていきたいと考えております。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 瀬尾(前)港湾空港部長からのご挨拶 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 近畿地方整備局港湾空港部長を勤めておりました瀬尾卓也です。 この度、4月1日付をもちまして茨城県つくば市にあります国土技術政策総合研 究所の企画部、コーディネート研究官として異動いたしました。在任中は大変お世 話になりました。 私にとって関西での勤務は初めてであり、着任当初は独特の気風に若干の違和感 もありましたが、今となっては皆さんが口をそろえてずっと住み続けたいとおっし ゃる理由が分かるような気がします。関西の景気も本格的な回復基調に入ったよう であり、特に神戸や大阪をはじめとする「みなと」がいつまでも地域の方々から愛 され、地域の活力を牽引することが出来るよう、今後とも宜しく御指導賜りますこ とをお願いして、転任の御挨拶とさせていただきます。 本当に有り難うございました。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 篠原(後)港湾空港部長からのご挨拶 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 4月1日付で近畿地方整備局港湾空港部長となりました篠原正治です。 まずは自己紹介申し上げます。出身は群馬県の高崎市です。昭和53年に旧運輸 省港湾局に入り、今年が29年目となります。 今までの業務経歴は港湾、空港、河川、地域開発、都市計画、観光振興、海外技 術協力、科学技術政策、宇宙開発などです。国土交通省の土木系技官としてはかな り幅の広い分野でさまざまな業務経験を積んできました。何故か関西との縁が非常 に深く、今回の勤務で4度目となります。関西勤務が大変長かったため、家族は十 数年前から神戸に定住しています。なお、前職は東北地方整備局河川部長で、東北 6県を北は青森県の下北半島から南は福島県の猪苗代湖まで1年間に2万kmを官 用車で走破し、東北地方の河川、ダム、砂防、海岸の整備・管理や洪水時、地震時 の危機管理など大変貴重な経験を積むことができました。 港湾行政に携わるのはほぼ十年ぶりでありますが、近畿地方における社会資本整 備に関わる業務を着実に執行していきたいと考えておりますので、ご支援、ご鞭撻 の程宜しくお願い申し上げます。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 催 し 物 の ご 案 内 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ◆「建設技術展2006近畿」における開発技術の出展社・技術プレゼンテーショ ン・活用技術討論会参加者を募集中 「建設技術展2006近畿」は、産・学・官の技術交流の場を提供することによっ て、建設事業に関連した民間分野における技術開発への取り組みを振興し、新しい 技術の育成・普及を図るものです。また、建設技術者の技術の研鑚、意識高揚を図 り、技術開発や新技術活用促進の起爆剤となることを目指しています。 今回も下記のとおり出展社、参加者を募集しておりますので、ぜひ出展、参加を して頂きたいと思っております。 テーマ:「元気・勇気・近畿」〜異分野コミュニケーション〜 開催日:平成18年11月30日(木)〜12月2日(土)(3日間) 場所:「インテックス大阪」2号館及び屋外展示場 実施概要:技術展示(屋外展示も含む)、活用技術討論会、技術プレゼンテーション、 橋梁模型製作コンテスト、講演会、各種イベント等 特徴:@活用された技術について開発者、活用者、学識者の討論会 A出展された技術について技術プレゼンテーション B注目技術について、技術を活用していく事業者の観点から審査 C工業系大学、高専、高校から建設技術に関する模型・パネルの出展 D技術への興味を持っていただくために、分かり易い身近なものとして橋梁 模型の製作コンテスト E一般の方や次世代を担う学生・児童の見学 募集内容 @技術出展、技術プレゼンテーション及び活用技術討論会への応募 イ.応募要項 ホームページ(http://www.kkr.mlit.go.jp/kingi/event/05.html)に掲載します。 ロ.募集期間 平成18年2月15日(水)から5月12日(金)まで A申込先 社団法人近畿建設協会企画部内建設技術展近畿実行委員会事務局宛 〒540-0037 大阪市中央区内平野町2−1−9 シグナスビル4F 電話(06)6941-2771 直通FAX(06)6941-27 ◆「足羽川の未来を探る」シンポジウムの開催 治水や環境、まちづくりなどの観点から、足羽川の将来の姿を模索するシンポジ ウム「足羽川の未来を探る〜安全で潤いのあるまちづくりのために〜」が開催され ます。 入場料は無料ですので奮ってご参加下さい。 日 時:4月16日(日) 場 所:福井県繊協ビル(福井市) ・基調講演:足羽川のかわづくり・まちづくり 講 師 進士 五十八 東京農業大学教授 ・特別講演:福井平野の治水の歴史と展望 講 師 松村 龍二 国土交通副大臣 ・パネルディスカッション:足羽川の未来を探る〜安全で潤いのあるまちづくり のために〜 パネリスト 坂川 優 福井市長 水上 聡子 まちづくりプランナー 角 哲也 京都大学大学院工学研究科助教授 布村 明彦 国土交通省河川計画課長 [報告] 児玉 忠 福井県土木部長 (問い合わせ先:福井新聞社広告局開発部「足羽川シンポジウム」係 TEL:0776−57−5152) ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 最 近 の 動 き ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ◆「京奈和自動車道 開通事前イベント」の開催 3月21日、26日、京奈和自動車道の今春の開通に先立ち、開通前の道路とふ れあっていただき、実際に体で感じていただこうと開通事前イベントを開催しまし た。 3月21日(火・祝)には4月22日に開通を控えた五條道路で開催し約200 0人が、また3月26日(日)には4月15日に開通予定の大和・御所道路(大和 区間)で開催し約9000人が来場されました。両日とも晴天に恵まれ、ウォーク ラリーでは開通前の道路を、途中のチェックポイントでのクイズなどで楽しみなが ら歩いていただき、開通前の京奈和自動車道を肌で感じていただきました。またイ ベントエリアでは、奈良県内の「道の駅」の出店や沿線自治体等のブースコーナー、 踊り・太鼓・吹奏楽の華やかなステージなど盛りだくさんのアトラクションでご家 族連れなどに楽しんでいただき大変盛況でした。 【奈良国道事務所長 山田 哲也】 ◆第23回全国都市緑化フェアおおさかフェアの開催 3月25日(土)、第23回全国都市緑化フェアおおさかフェアが、開幕し、關 淳一大阪市長、高梨雅明国土交通省大臣官房審議官(国土交通大臣代理)、梶本徳 彦大阪府副知事(大阪府知事代理)、望月薫雄(財)都市緑化基金理事長、中村哲 之助大阪府議会副議長、高野伸生大阪市会議長、文楽人形・桐竹勘十郎よるテープ カット、開会式がフェアの会場である大阪城公園で盛大に開催されました。 当日は、清々しい晴天に恵まれ、開会式には、約1300人が参加し、盛大にと り行なわれました。 【建政部公園調整官 井村 久行】 ◆第4回「大阪湾再生推進会議」の開催 3月30日、第4回「大阪湾再生推進会議」を神戸市において開催しました。「 大阪湾再生推進会議」は、都市再生プロジェクト「海の再生」を受けて平成15年 に設置され、国の機関及び大阪湾沿岸の地方公共団体等から構成されています。現 在、平成16年3月策定の「大阪湾再生行動計画」に基づき、関係機関の連携のも と、取り組みを本格化させているところです。 今回の会議には、都市再生本部事務局次長の森下委員にご出席いただき、近畿地 方整備局藤田副局長の座長のもと、平成17年度の取り組み結果と次年度の方針に ついて話し合いました。 次年度から新たに「堺市」が参画し、より地域に根ざした取り組みへつながるも のと期待されます。 【企画部技術企画官 小野 正博】 ◆藤本近畿地方整備局長がラジオ番組「人・ゆめ・未来 大和川」に出演 4月1日、毎週土曜日10:30〜11:00にラジオ大阪(1314kHz) で放送中のラジオ番組「人・ゆめ・未来 大和川」に藤本近畿地方整備局長が出演 されました。 藤本局長は、「関西の元気の定着」、「関西の元気を支えるインフラ整備」、「 そのインフラ整備を担う建設業界、公共事業の信頼回復」といった新年度の3つの 抱負とともに、少年時代の大和川での思い出、社会情勢の変化による大和川の水質 の変遷や昨年の水質の状況、北側大臣にも出席いただいた水環境サミットなど大和 川再生への取り組みなどを話されました。 さらに、「大和川で地域の方々が頑張っている姿を見てもらうことが、地域の活 性化、ひいては関西の元気につながる」と「大和川から発信する関西元気宣言!」 について熱く語られました。 【大和川河川事務所長 元永 秀】 ◆堺市の政令指定都市移行記念式典の開催 4月1日、全国で15番目の政令指定都市としての堺市が誕生しました。これを 記念する式典が堺市内で開催され、木原市長の新たな市への決意表明、北側国土交 通大臣、山崎総務副大臣、太田大阪府知事らが祝辞を述べられるなど、藤本近畿地 方整備局長をはじめ参加者約1200人が共に喜びを分かち合いました。 【広報広聴対策官 西村 安裕】 ◆平成18年度全国都市緑化祭の開催 4月7日、NHK大阪ホールにおいて平成18年度全国都市緑化祭が秋篠宮殿下 御臨席のもとに開催されました。 全国都市祭は、国民の都市緑化意識を高めることを目的に、昭和61年度より、 全国都市緑化フェアの中心的な行事として開催されており、式典では、關淳一大阪 市長からの開会挨拶に続き、江崎鐵磨国土交通副大臣、太田房江大阪府知事からの 主催者挨拶があり、現在開催中の「第23回都市緑化おおさかフェア」の屋外出展 コンテスト表彰等が行われました。式典の後に、フェアの主会場である大阪城公園 に移動し、秋篠宮殿下らによる記念植樹が行われました。 また、近畿地方整備局の出展庭園「こもれびの庭(エコテクガーデン)」では、 藤本貴也近畿地方整備局長より、秋篠宮殿下に出展庭園の概要について、ご説明が 行われました。当日は好天に恵まれるとともに、城内のサクラの満開とも重なる最 高の条件での行事となりました。 【建政部公園調整官 井村 久行】 ◆千葉県習志野市「さくら広場」の開園に藤本局長等が参加 4月8日、千葉県習志野市の松下電器グループの保有地で「さくら広場」の開園 披露が行われました。この広場は、松下電器グループと建築家の安藤忠雄さんが協 力して、桜500余本を配して整備したもので、北側国土交通大臣、武部自民党幹 事長、神崎公明党代表、堂本千葉県知事をはじめ各界の著名人を集め開園披露の式 典が盛大に開催されました。近畿地方整備局からは、「平成の桜の通り抜け」との 関係もあって藤本局長、足立企画部長が参加されました。 【広報広聴対策官 西村 安裕】 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 今後の近畿地方整備局関連の主要行事 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 4月15日(土)大和御所道路(大和区間)供用式典の開催 一般国道24号京奈和自動車道のうち「大和・御所道路(大和区間)」 の郡山南〜橿原北インターチェンジ間の供用開始に伴う式典を開催し ます。 4月16日(日)「足羽川の未来を探る」シンポジウムの開催 福井市の福井県繊協ビルにおいて、治水や環境、まちづくりなどの観 点から、足羽川の将来の姿を模索するシンポジウム「足羽川の未来を 探る〜安全で潤いのあるまちづくりのために〜」が開催されます。 松村国土交通副大臣による特別講演や、布村河川計画課長等によるパ ネルディスカッションが行われます。 4月19日(水)管内特殊法人等事業連絡調整会議の開催 近畿地方整備局と管内特殊法人等との間で、事業の進め方等について 意見交換を行います。 4月22日(土)五條道路(五條北IC〜五條IC間)供用開始式典の開催 一般国道24号京奈和自動車道のうち「五條道路」の五條北IC〜五 條IC間の供用開始に伴う式典を開催します。 4月27日(木)橋本道路(橋本IC〜高野口IC間)供用開始式典の開催 一般国道24号京奈和自動車道のうち「橋本道路」の橋本IC〜高野 口IC間の供用開始に伴う式典を開催します。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 事 務 局 か ら の お 願 い ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ◎「近畿ゆめ通信」についてのご意見、ご感想、投稿等をお待ちしています。 より親しまれるメールマガジンとするため、多くの皆様方のご意見やご感想を お待ちしています。 ◎近畿ゆめ通信をメールやFAXにて送信させていただいていますが、 人事異動等で送信先に変更がありましたら事務局にご連絡ください。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 次号発行は4月25日の予定です ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ◇◆◇◆ 「近畿ゆめ通信」を掲載したホームページは http://www.kkr.mlit.go.jp/plan/maga/index.html です。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ◇◆ 発行 ◆◇ ◇◆ 近畿ゆめ通信 事務局 ◆◇ ◇◆ ◆◇ ◇◆ 電話 06−6942−1141 ◆◇ ◇◆ 内線2117 西村 安裕 ◆◇ ◇◆ FAX06−6942−7463 ◆◇ ◇◆ メール yume-tushin@kkr.mlit.go.jp ◆◇ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇