※1)西宮砲台

1853年(嘉永6)のペリー来航以来、江戸幕府が沿岸整備の必要性を感じ、1863年から砲台の建造を押し進めた──という背景の中、幕末に建てられた。

貴重な史跡だが、普段は立入禁止
「大人も子どもも“浜であそぼう!”」
イベント時に内部が開放され、
「砲台ギャラリー」が設置された

石造三重、内径約17m、高さ約12m、壁厚1.2m(1階底部は1.53m)で、2階側面に11個の砲眼があったが、幸い、ここから砲丸が発されることはなく、明治を迎えた。
1884年(明治17)に、内部が焼失したため、現在目に出来るのは外部のみだが、西洋技術を取り入れた立派な構造であったことが伺える。1978年(昭和53)に、建造当時の外観に修復された。幕末当時の様子を伺える貴重な史跡だ。

▲PAGETOP

このページを閉じる