大阪湾再生行動計画(第三期)
大阪湾再生行動計画(第三期)について
大阪湾の環境の悪化に対し、関係省庁及び関係地方公共団体を中心とした「大阪湾再生推進会議」では、平成16年3月に「大阪湾再生行動計画(第一期)」(計画期間:平成16年度〜平成25年度)、 平成26年5月に「大阪湾再生行動計画(第二期)」(計画期間:平成26年度〜令和5年度)を策定し、 京阪神都市圏として市民が誇りうる「大阪湾」の創出に向けて取り組んできました。令和6年6月には、「大阪湾再生行動計画(第二期)最終評価報告書」をとりまとめ、公表しています。 同報告書によると、特に大阪湾の水環境は、取り組みの効果に見られる変化が確認されているものの、都市に隣接する臨海部では、依然として汚濁の改善が見られない状態であり、貧酸素状態も確認されています。 一方、それ以外の海域では、水質の改善が進んでいるものの、栄養塩類不足の声が聞かれるなど、湾全体での栄養塩類の偏在という新たな課題も顕在化しています。
近年の大阪湾の栄養塩類の偏在やごみの多さ、人と海との関わりの状況、社会全体の多様な課題に鑑みると、美しさ・豊かさ・親しみやすさを回復して持続させることで次世代に引き継げる大阪湾を創出するとともに、社会全体の課題にも寄与することが望まれます。
これらの目指すべき大阪湾の実現に向けて、多様な主体や世代に取り組みが拡大し、自らが考えて行動することにより、世界に誇りうる大阪湾とすることが望まれます。
そこで、大阪湾再生推進会議では、第二期計画の評価、課題に対応した新たな行動計画である「大阪湾再生行動計画(第三期)」(計画期間:令和6年度〜令和15年度)を策定しました。
令和6年6月 大阪湾再生行動計画(第三期)
本編
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概要版
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