3.自治体支援 道路メンテナンス会議の設置状況

道路メンテナンス会議について

地方公共団体の三つの課題(人不足・技術力不足・予算不足)に対して、国が各都道府県と連携して、支援方策を検討するとともに、それらを活用・調整するため、『道路メンテナンス会議』を設置
現状の問題点
○地方公共団体における三つの課題(人不足、技術力不足、予算不足)により、点検が進まない、点検結果の妥当性確認ができない、適切な修繕等が実施できない
新たな対応案
○国が各都道府県と連携し、『道路メンテナンス会議』を設置

<体制>
○都道府県毎に以下の構成員により設置
  • 地方整備局(直轄事務所)
  • 地方公共団体(都道府県、市町村)
  • 高速道路会社(NEXCO・首都高速・阪神高速・本四高速・指定都市高速等)
  • 道路公社
<役割>
  1. 研修・基準類の説明会等の調整
  2. 点検・修繕において、優先順位等の考え方に該当する路線の選定・確認
  3. 点検・措置状況の集約・評価・公表
  4. 点検業務の発注支援(地域一括発注等)
  5. 技術的な相談対応

道路メンテナンス会議等の設置状況(近畿地方整備局管内)

○橋梁メンテナンス初級Ⅰ研修は、業務に携わる職員に橋梁構造や点検に関する必要な専門知識を習得してもらい、定期点検の円滑な推進を図ることを目的として実施しています。
○研修の受講者数は、平成26年度~令和4年度の9年間で約880名。

道路メンテナンス会議等の設置状況(近畿地方整備局管内)

設置状況

道路メンテナンス会議の下部組織

  • 跨道橋連絡会議
    道路を跨ぐ道路法外の跨道橋について、情報共有を図る会議として設立しています。
  • 道路鉄道連絡会議
    鉄道を跨ぐ道路の点検や補修等について鉄道事業者との情報共有を図る場として設立しています。
組織図
平成26年12月17日 第1回道路技術小委員会資料抜粋