積雪寒冷地における舗装の耐久性向上及び補修に関する研究

京都大学 経営管理大学院教授 小林潔司
プロジェクトリーダー
小林 潔司
京都大学
経営管理大学院教授
参加メンバー
  • 大林道路(株)
  • 昭和瀝青工業(株)
  • シンレキ工業(株)
  • 住友大阪セメント(株)
  • 大成ロテック(株)
  • 日進化成(株)
  • ニチレキ(株)
  • 光工業(株)
  • 京都大学大学院工学研究科
  • 大阪市立大学
  • 大阪大学
  • 国土交通省 近畿地方整備局
    (道路部、豊岡河川国道事務所)

研究の目的

積雪寒冷地の舗装の維持管理手法の構築を目的として、補修工法・材料などの評価方法の検討、試験施工、効果・影響の確認のための社会実験の方法論を検討する。さらに舗装材料、舗装構造の耐久性の向上に対する基礎的な知見をとりまとめる。

研究の概要

ミクロレベルの研究として、現在積雪寒冷地の冬季における舗装の維持管理上、大きな課題になっているポットホールに対する維持管理方策に関する研究を実施する。また、舗装のアセットマネジメント確立のために、舗装の評価を目的として、補修履歴データの分析、既存の点検データを用いた舗装の劣化曲線算定、データベース項目を検討する。さらに、マクロレベルの研究として、舗装材質、舗装構造、および舗装をとりまく社会的、環境的要因の関連関係について、データベースに基づいて照査し、ライフサイクル費用の低減に資するような、舗装の維持管理政策について検討する。

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研究期間
平成22年6月18日研究成果報告会
平成19年4月〜平成22年3月
小林先生の研究室ホームページ
http://psa2.kuciv.kyoto-u.ac.jp/