排水性舗装の耐久性向上に関する研究

プロジェクトリーダー

大阪市立大学
山田 優 名誉教授
近畿大学
佐野 正典 客員教授

研究期間

平成22年4月~平成26年3月

プロジェクトの概要

排水性舗装は、交差点部等で右左折する車両の走行に対して弱く、骨材飛散などを起こしやすい。そこで、交差点部等に適した舗装の工法・材料、施工方法について検討する。
・本研究の結果、高耐久性、ねじれ抵抗改善型とされる改質アスファルトの使用、あるいは表面処理の採用により耐久性の高い排水性舗装の施工が一般に可能なことを確認できた。
しかし、
・すでに、標準のアスファルトを使用した排水性舗装が広く施工され、多くの損傷箇所が顕在している。
・今回の試験施工で経験したように、一部の交差点等では、高耐久型のアスファルトを使用しても早期に損傷する、過酷な条件箇所も存在する。
・それらの損傷箇所の補修に有効な技術の開発が必要。

研究成果概要