都市環境改善舗装の普及に向けた維持管理手法に関する研究(排水、透水性舗装の沿道環境改善機能に関する研究)

プロジェクトリーダー

関西大学 
大西 有三 特任教授
(京都大学 名誉教授) 

研究期間

平成22年7月~平成25年3月

プロジェクトの概要

都市環境改善や走行環境改善に資するために整備促進されてきた環境舗装(排水性舗装、透水性舗装)の効果および経時変化の要因を分析・整理し、維持管理計画策定のための機能維持の検討を行い、管理手法のとりまとめを行った。
  1. 環境舗装機能における経時変化の要因分析を行い、代表区間におけるMCIおよびその要素であるひび割れ、わだち掘れについては、環境舗装の優位性を確認。
  2. 環境舗装における機能の現状把握として、路面騒音低減効果について、重交通路線における環境舗装の継続的優位性を確認。排水機能と路面騒音値の間の逆比例関係を確認。
  3. 維持管理計画策定のための保持機能および計測手法の検討として、維持管理上の着目点ならびに保持機能の低下状況や環境改善効果等から、目指すべき維持管理手法を検討

研究成果概要