ゲリラ豪雨に対応した道路のり面監視方法に関する研究

プロジェクトリーダー

大阪大学大学院 工学研究科
小田 和広 准教授

研究期間

平成25年4月~平成28年3月

プロジェクトの概要

集中豪雨の中でもゲリラ豪雨に代表される突発的かつ局所的な集中豪雨は、空間的にも時間的にも発生の予測が非常に難しい。このため、このような集中豪雨に対する道路のり面の監視方法を新たに策定する必要がある。
本研究では、①豪雨時におけるのり面災害の事例を収集整理、分析する。②道路パトロールの実態を把握する。③のり面防災の観点からゲリラ豪雨を定義する。そして、ゲリラ豪雨によってもたらされる現象(崩壊パターンおよび予兆現象)を検討・整理する。④ゲリラ豪雨に対応した道路のり面のモニタリング監視システムを検討する。最後に、⑤ゲリラ豪雨を対象とした道路パトロールの着目点の整理を行い、道路パトロール要領(案)策定に資する技術資料を作成する。

研究成果概要