道路ネットワークの整備がもたらす広範なストック効果の計量化手法に関する研究

プロジェクトリーダー

京都大学防災研究所 総合防災研究部門
多々納 裕一 教授

研究期間

平成28年10月~平成31年3月

プロジェクトの概要

道路事業の便益として、走行時間短縮、走行費用減少、交通事故減少といういわゆる 3便益が計量化の対象とされてきたが、それ以外にも、所要時間信頼性の向上の効果、災害時においてもネットワークの連結性が保証されるリダンダンシー増加の効果など、直接的な効果ですら、評価の対象とされていない。
これは近年「ストック効果」として道路整備の効果として認識されつつある。 本研究では、道路網形成による道路交通の信頼性の向上をはじめ、道路整備がもたらす多様な効果に着目し、3 便益以外の評価項目も活用した事業評価手法に関する研究を実施する。

研究成果概要