移動体通信データを活用した行動推定に基づく観光交通対策の優先順位最適化

プロジェクトリーダー

京都大学 経営管理大学院
山田 忠史 教授

研究期間

平成29年8月~令和2年3月

プロジェクトの概要

本プロジェクトでは、P&R(パークアンドライド)をはじめとした有効な自動車観光交通対策の実施に向けて、将来的に普及が期待される移動体通信データ(ETC2。0)も活用しながら、i)自動車利用者の経路や駐車場の選択行動を推定すること、および、それに基づき、ii)公共交通との連携を考慮したうえで、どこにどのような駐車場をどのような順番で整備すればよいかについて明らかにする。
上記 i)と ii)を包含した計算手法は、企図を含む計画段階での意思決定サポートツールとして有用であり、観光交通対策の企図・計画段階において、P&R の実施の是非を判断する材料として活用することが考えられる。

研究成果概要