土壌水分を考慮した斜面監視システムの実装

プロジェクトリーダー

京都大学大学院 工学研究科
岸田 潔 教授

研究期間

令和元年7月~令和4年3月

プロジェクトの概要

事前道路通行規制の在り方については、共通して「降雨」だけでなく「地下水の状況(土壌水分)」も考慮に入れるべき、と提案されている。
しかし、土壌水分量指数が対象とする地山(管理すべき法面)の不安定化メカニズムを説明できるパラメータとなっているか否かは明らかにされていない。
そこで、本プロジェクトの目標は次の二点である。地域の地盤特性を反映した近畿ローカル(サイトスペシフィック版)な土壌雨量指数決定法の確立を目指すこと、また、地下水と降雨量をパラメータとした室内実験を行い、現地での計測の妥当性を検証しつつ、土壌水分量指数と地下水の関係を明確にすることである。

研究成果概要