 |
駅周辺交通の円滑化と既存住宅地へのバス導入社会実験
|
世田谷区は東西に鉄道が2本整備されているが、その鉄道間を結ぶ南北の交通手段が不足しており、地域住民等からもバス路線導入の要望が高い。また、駅周辺は駅前広場が整備されておらず、送り迎えの自家用車、放置自転車などにより混雑している。
事前の住民説明会の様子
|
バス導入社会実験の概要
- 南北バス路線
小田急線成城学園前駅と京王線千歳烏山駅を結ぶバス路線を実験運行し、バス利用状況と環境への影響などを調査。
期間:H11.12.6〜H12.1.31
- 希望ヶ丘バス路線
地域住民との合意形成がはかれず、実験実施を見送る。
- 実施体制
学識経験者、地域代表等による「世田谷区南北交通社会実験実施検討協議会」を設置。
実験前後に地元説明会を開催
|
実験の結果と展開
平日で約800〜1,100人/日、休日で約500〜700人/日と利用者は多かった。
課題となっていた環境(大気汚染、騒音等)への影響は軽微であった。
平成13年6月1日より、天然ガス車両で本格運行されている。
|
実験時のバス利用の状況 |
|