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バスの利便性向上、公共車両優先施設の整備
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バスと自転車の連携による交通円滑化実験

広島市は河川に囲まれた地形でり、都心部に進入する道路が限られているため、朝夕の交通渋滞が慢性化している。このため、バスの定時性が悪化し利用者数は減少傾向にある。
そこで渋滞解消を目的として、バスの利便性を向上させる社会実験を実施した。

実験中のパーク&ライド駐車場

公共交通への転換施策

  • 急行バスの導入、バス専用レーン等の設置
    朝夕の通勤時に、郊外部から都心部へ直通の急行バスを運行。バスの走行性向上のため、バス追越ゾーン・バス専用レーン等を設置。
  • 自宅からバス停留所までのレンタサイクル
    バス停留所付近にレンタサイクルポートを設置し、サイクル&ライドを実施(無料)。
  • 都心部バス停からのレンタサイクル
    都心部の商業施設の駐輪場などを利用しレンタサイクルポートを設置。1ヶ月1,200円、当日利用100円
  • ケーブルTVによる交通情報提供 広島市北部住宅団地を対象に、ケーブルTV等を通じて道路渋滞情報などを提供。

実験の結果と今後

急行バスは普通バスと比べて、最大で20分程度短縮、自動車と比べても20程度短縮した。アンケートでは、利用者の7割が満足と回答。
急行バスについては、バス事業者が前向きに検討中であり、専用レーン・優先レーンに関しては継続して運用されている。
レンタサイクル・交通情報提供に関しては、利用者が少ないことと、費用面で継続実施はされていない。
電車内広告を利用したPR活動





国土交通省 近畿地方整備局