EPISODE05

阪神大水害 絵はがき

情報の提供を求めるポスターなどに使用した大丸前の浸水の様子
 明治33(1900)年、私製絵はがきの国内使用が認可されて以降、その図柄には風景画、美人画などとともに、世相を反映した軍人の肖像画や戦場における大日本帝国軍の躍進の様子などの絵が使用されました。
 自然災害を図柄とした絵はがきは、大正12(1923)年の関東大震災の被害の様子などを絵柄として発売されています。
 今回、阪神大水害から80年を契機として広く皆さんに資料の提供を呼びかけた結果、これまで関係機関で保有していたものも含め、102点の絵はがきを資料としてご提供いただきました。